映画「悪の教典」感想です。
サイコパスを描いた問題作、貴志祐介原作「悪の教典」を三池崇史監督で映画化
主演に「海猿」の伊藤英明が演じ、初の悪役に挑戦
あらすじ
蓮実聖司は生徒から「ハスミン」と慕われ
PTAや職員の間でも評判のいい教師である。
だが彼は生まれながらの反社会性人格障害(サイコパス)だった!
原作小説既読です。
誰にも慕われるさわやか先生は実はサイコパスでしたという話で
内容が内容だけに映像化絶対無理!と思ったのに驚きの映像化
小説感想 →小説感想「悪の教典」 85点さわやか先生ハスミン流 世の中サクセス術
内容もさすが三池監督
マイルドにするどころか半端ないバイオレンス描写であのシーンも完全再現してました
ハスミン演じる伊藤英明さんはもうイメージどおり
映画「海猿」のヒーローイメージも手伝って
見事にハスミンになりきってて
今後の俳優人生がちょっと心配になります(笑
さて、映画は基本的に原作に忠実に再現
ただ前半部分が少し駆け足気味にアレンジされてるので
ハスミンのいい先生っぷりや学校のまわりで次々起こる事件で
だんだんハスミンに疑いがむけられていく感じが弱いかな
あと、原作ではハスミンが何でこんなに生徒に親身に接するのかが
だんだんわかるかんじがぞぞぞ…ときたんだけど
この映画では何を考えてるのがまったくわからない感じになっちゃってるかも
ここら辺の雰囲気は「悪の教典 -序章- [DVD] 」で映像化されてるのかもしれませんけど
映画でももう少し匂わせてほしかったな
と前半部分は少し気になるところもあったけど
後半はまさに完全実写化といったかんじで
見てるほうが「止めてー!ハスミン!」といいたくなるぐらい
まったく躊躇せず自分に必要な行為だけを淡々と実行するお姿に
さわやかにもほどがある暴力シーンの連続で
あの「音」が耳からはなれなくなりそうです。
そして映画の最後に用意されたある演出にびっくり!
きっと余韻のために用意された演出だと思うけど
おもわず「ええー!」って思っちゃいました
原作読んだ人は大満足
そうじゃない人は内容を十分理解して映画館に見にいってくださいね
ちなみにあとでTVでいいやと思ってる人
この内容をそのまま地上派では流せないとおもうので注意!
きっとTV特別編となってカットされまくりだと思います(笑
さわやかサイコパスハスミンとはぜひ劇場で!
100点満点で85点
おまけ
原作者の貴志先生が出演しててびっくり!
ハスミンにかける言葉が(笑
コメント
なんか面白そうですね。
週末にでも見に行こうと思います。
体調がいいときに見に行ってくださいね!
よそのサイトから流れつきました。ツイートの方で、風邪をひかれたとのことで・・。
温度差が、激しい日が続いたりしますので、温かくしてゆっくり休んでください。^^
ご心配ありがとうございます。だいぶ回復したような気もしないでもなくもないといったかんじです。もうちょっとでなおりそうなんですけど 風邪キンけっこうしぶといのです
いいすねぇ。さわやかハスミンwさわやか伊藤クンw
映画は伏線が張り巡らされて「?」というのはあまりないですね。演出がイイネ!
伊藤英明による伊藤英明のための映画かと思いきや脇キャラもきちっと演技していて良かったでゲス。生徒たちもイイネ。
釣井先生に「なんでそこまでハスミンのこと調べられたんだ?あんた刑事になったほうがいいんじゃない?」と言いたくなったw
ですよね!イメージぴったりのハズミンぶりでした!