映画「リアルスティール」感想。親子の絆は「鉄」の絆。「ロボ」が「ボクシング」で「熱血」、「スポ根」、「親子愛!」

映画「リアルスティール」感想です。

リアルスティール
リチャード・マシスンの同名の短編小説『四角い墓場』を原作とした
ロボット同士のボクシングを題材にしたSF映画。
ナイトミュージアムのショーン・レヴィ監督、ヒュー・ジャックマン主演。

あらすじ
2020年 格闘技はロボット同士が戦う「ロボット格闘技」の時代へ。
人間のボクサーは生きる場所を失っていた。
元ボクサーの「チャーリー」は「ロボット格闘技」のプロモーターとして
借金を重ねながらもなんとか生活を維持していた。
ある日。分かれた妻が亡くなったことで息子「マックス」との生活が始まるのだが…。

 

リアルスティールで戦うロボットたちの戦い方はすごく原始的で「殴りあう」だけ。
そして「自我」はなくあくまで戦う「道具」で操作するのは人間。

この「ハイテク」なんだけどやってることは「原始的」で
ロボット同士が戦う試合の 金属と金属がぶつかり合う描写は迫力満点!
無機質なロボットなんだけど 鉄の「痛み」がつたわるかんじの演出がいいです。

そんなロボットたちのデザインもすごい。
ショーアップされたドハデな装飾で
日本のアニメロボットっぽさがあるデザインなんですよね。

そしてその日本リスペクト集大成が
日本で活躍したロボットという設定の「ノイジーボーイ」
体にでかでかと漢字で「超悪男子」 そして腕についた電光掲示板に「極楽」「贖罪」と
なんのアピールってかんじの文字が表示されてたりして
この「間違ってる日本」感、愛せない日本人いるわけないよー。

そしてロボットを操る「プロモーター」たちも負けず劣らずみどころ満載。
どこの世紀末からいらっしゃったのっていうかんじの人から
ゲーマーさんまんまの人とかバリエーション豊か

その操作スタイルも
ラジコンのコントローラーで動かしているのもあれば
音声入力で「技名」叫びながら戦ったり

操作してるんだけど 「セコンド」で「立つんだジョー」てきな応援もしてるってかんじでみんな熱い!
もうすごいオーバーアクションでロボットと一体化してるかのよう!

その中で主人公があつかう「アトム」 はスパーリング用の旧式ロボット。
性能はぜんぜん、みためも小さいし、つぶらな瞳に闘争心のかけらもないかんじ。

そんな彼の得意技は動きのまねができる「シャドー機能」。

その「シャドー機能」を使って元ボクサー、今はだめだめ親父の「チャーリー」が
道具としての性能差を「ボクサー」の知識で補っていく戦いはみててとても気持ちいいです。

そしてそんな父親をきらきらした目で見つめる「マックス」少年。

もうこの「スポ根」+「親子の再生」の展開がとれも分かりやすくて べただけど見てるほうにすっと入っていくかんじで好印象。

「チャーリー」おとうさん、本気でダメ人間すぎない?とか
「マックス」少年、ちょっとロボに詳しすぎない?とか
 あれ?「アトム」って○○したものだけどいいのかなあとか
つっこみたいところもあるけど
鑑賞中のここちよさが いいのでやさしい目でみれます。

エンターティメントみた!ってかんじの満足度の高い映画です。

100点満点で85点。おすすめ!

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