「ボディ・ハント 」感想です。
「ハンガー・ゲーム 」のジェニファー・ローレンス出演のサスペンススリラー
原案は「ターミネーター3 」「U-571 」のジョナサン・モストウ。
あらすじ
高校生エリッサは母とともに田舎の一軒家に引っ越してきた。隣家は4年前猟奇殺人事件が起きた家でそこには一人生き残った青年ライアンが暮らしていた。
B級丸出しなタイトルからは想像できない
静かな展開のなかにおもわぬ「サプライズ」に頭をこつんとやられる佳作スリラー。
いわくつきの「隣の家」に住む「青年」ライアンは線は細いけど超好青年
最近では珍しい謙虚さが魅力
引っ越したばかりのエリッサには寄って来る下心まるみえ男たちのなか
がっつかない「ライアン」がだんだん気になっていって
ついにお家に呼んで母にご紹介
だけど母は殺人事件が起こった家に住み続けるライアンの素性と
過去の自分の過ちをかぶせて認めないのです!
なんて母なんだ!自分が失敗したからって!若者の自由を束縛すんな!
とこの映画でスリラーのどきどきを味わうはずだったのに
もう、途中からエリッサとライアンの恋はどうなるの?って
とここまでほぼスリラー感ゼロです(笑
彼らの青春ストーリーにどきどきしてました(笑
だけど忘れた頃に明かされるある「秘密」で一気に雲行きが変わってきます
えー!、そんなことが!、
?!、どういうこと?
そうなったら終わっちゃうジャン!
と着地点が読めない展開の連続が一気にくるんです
そして全ての事件の「真相」がわかったとき
「ある違和感」が一気に解けていく「してやられた感」がいいんです!
視点を変えて見ると今までの「出来事」の「事実」にぞわわ!…
ただ、その「サプライズ」が魅力的だっただけに
この後に続く展開がちょっとこじんまりしてて見終わったあとの満足感を
盛り上げるまでに行かないんですよね。
それにしてもタイトルの「ボディハント」名前が微妙におダサ目だなとおもったら
やっぱりこれは「邦題」で原題は「House at the End of the Street(通りの奥の家)」
でも逆にこのタイトルだから「あれ」を深読みして見事に「のせられちゃった」かんじもするけどね!
派手さはないけど、「サプライズ」だいすきっこならばなかなかの秀作ですよ
100点満点で75点
コメント
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