映画「逆転裁判」感想です。
シリーズ累計400万本の人気ゲームシリーズ「逆転裁判」を実写映画化。
監督:三池崇史、主演:成宮寛貴
あらすじ
20XX年続発する事件に対応するため政府は「序審裁判」を導入。
それは弁護士と検事の直接対決でわずか3日で判決を下す制度である。
新米弁護士である成歩堂龍一は
綾里法律事務所の所長で上司である弁護士・綾里千尋が追い続けてきた
ある事件の新たな証拠を発見したとメッセージを残し殺害されたことを知る。
そして容疑者として逮捕されたのは千尋の妹見習い霊媒師の綾里真宵だった。
彼女の無実を信じる成歩堂はエリート検事・御剣怜侍と対決することになるが…。
原作のゲーム「逆転裁判」シリーズは1、2、3、4
そしてスピンオフの「逆転検事」まで遊びました。
まずは気になる「原作」の再現度ですが
登場人物の再現度はかなり高く
仮装(コスプレ)になってもいいから
何が何でも原作キャラを再現する!というこころざしがいいです。
まさしくこれがプロのコスプレ!といったかんじ
成歩堂 龍一の頼りないけど勢いにのったときのどや顔感や
クールでエリート感抜群の御剣 怜侍。
裁判長の飄々としたかんじや40年間無敗の検事狩魔 豪の貫禄もばっちり。
そして群を抜いて完成度がすごいのがヤッパリ矢張こと矢張 政志!
もう、見た目もイメージどおりだしあののうざさが完璧に再現されていますよ!
ちょっと微妙だったのは
ちょっとひょろりとしすぎてあの大きいけど頼りないかんじがでてない「糸鋸刑事」とすこしけばすぎるかんじの「綾里姉妹」かな。
お話はゲームにおおむね準拠しています。
ただ、こうなんだか盛り上がらない。
全体的にちょっと「お寒い」かんじなんです。
「逆転裁判」シリーズって勢いで突っ走る感じの展開が楽しい
ゲームなんですが、その失踪感を映画では再現できてないかな。
そして一度冷めてしまうといままで楽しめた
とんでも展開がとたんに退屈になるんです。
だからなのかせっかく原作再現が効いてるキャラたちも
途中からただの「仮装」にしかみえなくて…
昔のコント的な「コケ」表現もちょっと……。
まとめると
やっぱり「逆転裁判」の実写はちょっと無理があったのかなというかんじです。
奇抜なキャラたちの再現だけで息切れしたかんじです。
実写よりアニメのほうが無理なく表現できた気がします。
100点満点で60点
映像作品とゲームでは「面白い」と思えるお話がちがうんだなあと
改めて思いました。
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