映画「ダイ・ハード/ラスト・デイ」感想。これ?ダイハード?と思うほどいまいちダイハード感。アクション映画としてもちょっと…

ダイ・ハード/ラスト・デイ」感想です。

ダイ・ハード/ラスト・デイとは?
人気シリーズ「ダイハード」の5作目。主演ブルース・ウィリス。
ジョン・マクレーンの息子役に
海外ドラマ「スパルタカス」で注目されたジェイ・コートニー
監督はエネミーライン、オーメン(リメイク)のジョン・ムーア監督

あらすじ
疎遠だった息子ジャックがロシアでトラブルを起こし警察に拘束、裁判に出廷することを知らされたジョン・マクレーン。身柄を引き取るためにモスクワへ。だが到着早々国家を巻き込んだテロに巻き込まれ…

「ダイハード」シリーズ第5弾。

ダイハードというと綿密に計画されたテロ事件に
たまたまいあわせたジョン・マクレーン刑事が
体ぼろぼろになり愚痴りながらぐちゃぐちゃにかき回して
悪を追い詰める姿がスカッと楽しいアクション映画ですが
この映画には「ジョン・マクレーン」がいない。
いや、いるんですけどダイハードで見たい「マクレーン」さんじゃないんですよね。

まず、お約束の事件に巻き込まれる不運さがまったくない
巻き込まれるというより自分からクビ突っ込むかんじで
「まじかよ、おい!なんでオレなんだよ!」的な感がまったくないんです。

その後も冷静に「息子」の後ろでバックアップってかんじで
愚痴りながらぼろぼろに傷ついて転げまわる
「マクレーン」どこいった!って思います。
それが「父親」ってもんだ!といえばそうなのかもしれないんですが
ダイハードで見たい「父親」じゃないんですよね。

で肝心のアクションシーンも
今までの「そんなばかな!」的な大暴れではなく
重火器の迫力だけで「暴れてる」かんじで
シーンに緊張感がなくて絶体絶命感があんまり感じられないんです。

そしてカーアクションシーンの出来。
見る前にちょっとひどいとは聞いてたけど確かにこれはうーん。

車の位置関係がよくわからないカメラワークで
どう追っかけまわされてるのかわかりにくく
俳優さんの緊張感ある演技とカースタントシーンが
融合していなく盛り上がりにかけます。

また、車をぶっ潰しながら突き進むシーンとか
もうこれ「カースタント」ですよっていう不自然な車の並びになっていたりと
ぜんぜん楽しめない

映像と音は派手だけど見所はそこぐらい。
見てるほうがこれは「ダイハード」だ!って気合で見ないと
とても「ダイハード」であることを忘れてしまう、うーんな出来の作品でした。

100点満点で40点

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