ガフールの伝説はフクロウ世界の冒険と戦いを描いたCGアニメーションです。
原作はベストセラーの「ガフールの勇者たち」シリーズ。
この原作を「300〈スリーハンドレッド〉]」「ウォッチメン」
のザック・スナイダー監督で映画化したのが本作です。
この監督さんの映画のビジュアルセンスは私大好きで
今回も 予告編の美しさでしびれて鑑賞して来ました。
吹き替え版鑑賞です。
まず、フクロウの頭に「かぶと」 足に鉤爪のビジュアルにやられました。
この姿で戦うって想像するだけで見にいっちゃうぐらい好きです!
映画に出てくるこうもりたちの武装、羽にナイフ!もしびれたよ。
造詣がリアル志向なことも手伝ってそのかっこよさが際立ってます!
この監督さんは色彩の美しさとスローの使い方がうまくていつも美しい演出をみせてくれるんです。
今回もフクロウたちが「300」を思わせるような刃物と刃物のぶつかり合いや
嵐の中での飛翔シーン等非常に効果的に演出に取り入れています。
その演出も3D映画として見栄えのするシーンが多かったです。
ただ、ちょっとスロー演出に頼り切ることが多く
鼻につくこともあったかも。
その特徴的で美しいビジュアルに対してストーリーはちょっと繊細さにかけるかな。
後述する用語のピンとこなさのまま 駆け足ぎみに進んでいくので
なんだかもやもやして物語に入り込めませんでした。
あとちょっとキャラクターの造詣が人によっては受け付けにくいかも
なまなましいんですよね。もうちょっとデフォルメしても良かったかも!
用語に関しては
「純血団」「月光麻痺」 「ペリット」 「砂嚢(さのう)」etc
ちょっと用語がいまいちピンとこないものが多かったかな?
特に「月光麻痺」と「砂嚢」
「月光麻痺」は催眠術のようなものだと思うんですが いまいちそれがなんなのか
良くわからないんですよね。あまり気にしなくてもいいのかもしれませんけど。
あと「砂嚢」はこの作品で頻繁に出てくる言葉で
台詞でも「砂嚢で考えろ!」っていう台詞が印象的で多くつかわれてます。
でも どうしても「砂嚢」を「左脳」と聞き取ってしまって…。
「頭で考えるな! 体で感じろ」っという意味だとわかってるんですが
なかなかそういったニュアンスに思いにくかったかな。
ちなみに砂嚢はフクロウの胃のことです。
これらは日本語訳でフォローできなかったのかな?
ちなみに
吹き替えの質は良く 主人公ソーレン役の市原隼人さん
ジルフィー役の川島海荷さんも キャラにあってて良かったですよ。
3D映画はあまり字幕と相性が良くないので吹き替え版のほうが集中して見れる場合がおおいです。
3D映画でちょっと酔っちゃいそうな人は吹き替え版がおすすめですよ。
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↓ザック・スナイダー監督作品。
ドーン・オブ・ザ・デッド
300〈スリーハンドレッド〉
ウォッチメン
コメント
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エンスレイブド、体験版を遊びましたが
どうもアクション部分に違和感が。
個人的にはGoWや和製アクションと
比べるとやや劣る印象です。
ノーモア2は限定版を買います!
ヴァンキッシュと悩みましたが限定版は
多分今しか手に入らないと思うので。
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>タピオカさん
ノーモア2 私も大期待です!
限定版かあ どうしようかな