映画「永遠の0」感想 じんわり心に響くエピソードと空戦の迫力の回想エピソードはよいけど、現代シーンの「泣けるシーン」ですよ的な演出が鼻につき感動スイッチがはいらない

映画「永遠の0」感想です。

永遠のゼロ とは?
百田尚樹のベストセラーを、『ALWAYS』シリーズの監督・山崎貴が映画化した戦争ドラマ。
主演:岡田准一、三浦春馬

あらすじ
進路に迷っていた健太郎は祖母の葬儀の席で実の祖父の存在を知る
ゼロ戦の凄腕のパイロットでありながら「海軍一の 臆病者」と呼ばれた祖父、
家族のため生還にこだわった男がなぜ特攻に志願したのか。
健太郎はかつての戦友たちをたずねていくのだが…

映画は岡田君演じるゼロ戦のパイロットで「生還」することにこだわった「宮部」が
なぜ特攻を志願したのかを宮部の戦友たちから聞き、たどっていく物語です

戦友から断片的に描かれる「宮部」の回想シーン
「国」のためではなく「家族」のため
「死ぬ」ためでなく「生きて帰る」ため
自分の信念を曲げずに行動し、影響を与えていくエピソードたちは
じんわり心に響く魅力的なエピソードで「べたスキー」にはたまらないです!

そして空戦シーン!
これがなかなかの出来!

CGらしさ特有の違和感があんまりなくて
(一部戦艦が少し浮いてたけど きになったのそこぐらい)
日本のCGもやるなあ!ってかんじで違和感なく映画への没入感を上げてくれます
この安定のCGシーンもあって回想シーンはとってもよいのです、回想シーンは!

だけど現代シーンは…
回想が終わり現代に切り替わるたびに
これから「泣けるシーン」ですよ的な雰囲気づくりがうーん

見てるほうが回想の余韻に浸る時間もなく いろいろ語り始めるので
感動スイッチはいるまえにさめちゃうかんじ

いや、戦争体験者の方々はいいんです!
過去を思い出すことで熱く語りだすのはアリ!だけど

ついさっきまで「戦争?」ってかんじだった「三浦君」が
急に「特攻」と「テロ」は違う!と熱く語りだしたり
「なんてこったい!」的な表情で涙ぐむのはなんかちがう気がする…

なぜ彼がそこまでのめりこむのか そこがいまいち伝わらなかった

あと結局主人公の最後の決断に違和感
そこまで家族を思っていながらなぜ「特攻」したのか
いまいち彼の気持ちが理解できなかったなあ

理解しないままでもいいのかもだけど
その後に続くエピローグで
宮部の奥さんが理解する宮部特攻の「ファンタジー解釈」シーンがあるので
気にしないわけにもいかないんですよね…
いやわかるんですけど… うーん。

とはいえ最後に見せる「宮部」のなんともいえない表情は素直に感動したしいい幕切れ棚と思った
なのででしゃばった感があった感動演出を抑え目にしてくれたら
感想もかわってたかも。

100点満点で75点

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