映画「ディヴァイド」感想 世界が終わったシェルターでの人間の本性さらけだしスリラー

ディヴァイド(Blu-ray Disc) ディヴァイド

映画「ディヴァイド 」感想です。

ディヴァイド とは?
フロンティア 」「ヒットマン 」のグザヴィエ・ジャン監督による
シチエーションスリラー。出演 ローレン・ジャーマン マイケル・ビーンほか

あらすじ
突如ニューヨークを襲った謎の大爆撃を受け、シェルターに逃げ込んだ男女9人。
外の状況がどうなっているのかわからないまま、不安な日々をすごしていく。
その生活に耐え切れず、秩序が崩壊しかけたとき
突然防護服に武装をした集団がシェルターの扉をこじ開けてきて…

 

いわゆる閉鎖空間で人間の本性さらけだし系スリラーです。

謎の爆撃で逃げ惑いシェルターに逃げ込む9人。
なぜ?どうして? ここは安全なの? 外はどうなってる?
この状況がまるでわからない状況のなか始まるシェルター生活。
いつ終わるかも分からないなか限られた食料で命をつなぐ日々

この生活に限界が見えてきたときに突然武装した集団の来訪…
そして「ある事実」でさらに閉じていく9人の心。

食料は「ある」、水も「ある」
「未来への希望」だけが「ない」閉じられた世界

中にいても絶望、でも外もたぶん絶望
とにかく始めに「狂った」ほうが勝ちといわんばかりの展開のなか
絶望のなかで出来上がる狂人の「秩序」

そして…。

あまりの閉塞感にスクリーンから出た後
外にいつものまちなみがを確認してほっとした自分がいました。

人間のいやんなところをこれでもかと見せ付けられる120分!
ある意味そういった要望には素直にこたえてくれます。
でも中盤の急展開は新しかっただけにもう一歩展開にひねりがあったらよかったなあ。

100点満点で75点。

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