映画「キラーズ」感想 北村一輝さん演じるサイコキラーのサイコ紳士っぷりを堪能する映画。

映画「キラーズ」感想です。

キラーズ とは?
「ザ・レイド」のギャレス・エヴァンス監督が製作総指揮を務めた、バイオレンスムービー。
北村一輝がサイコキラー役を演じることが話題。監督はマカブルで注目されたモー・ブラザーズ
主演:北村一輝


あらすじ
女を連れ込んでは殺害し、その様子を余すところなく撮影するサイコキラーの野村。
ジャカルタのフリージャーナリストのバユは
動画共有サイトにアップされたその殺人映像を目にし、その映像にしだいに魅了されていくのだが

 
日本とジャカルタのサイコキラーが殺人を通して国際交流する映画

北村一輝さん演じるサイコキラー野村さんは
知的に自分の持論を語りだし悦に浸りながら殺人を繰り返す生粋のサイコ紳士
対して野村さんの芸術に淡い憧れをもつもう一人の主人公のジャカルタのバユは
仕事の息抜きに話題の殺人動画鑑賞をするぐらいの普通(?)の人

そんな二人がどんなきっかけで交流し
ジャカルタのバユさんがどんなふうにキラーさんになっていくのかが
今作のきもかなあと思うんだけど、そこに期待するとちょっと肩透かしな印象かも
いくら○○されたからとはいえ、それで殺人衝動にいたる説得力がちょっと弱いんですよね
一線を越えるまでの葛藤を期待したんだけどなあ

物語の進行はちょっと雑というか
どこを見ればいいのか中途半端な印象

なぜ野村さんがバユにこだわるのかよくわからないかんじです
まあ、サイコていうのはそうおうことなんです!っていわれればそうかもしれないけど
そのわりには野村さんのトラウマ話っぽいのもでてきちゃうしなあ
そこもわりとあっさりだし…

途中、ザ・レイド感感じるアクションシーンがあって
そこがなんともユーモラスでありながら緊張感抜群だったりして
なかなか面白いところもあるんですけどね

このオチしたかったのねっていうラストのセリフは
うーんちょっと寒い感じはしたかな

ちなみのこの映画レーディングが「18+」
もちろんそこで描かれる行為はもう大変よろしくないことばかりですが
直接的な描写は控えめで割りとマイルド
残虐描写よりもその行為に悦にひたるサイコさんの顔のほうにカメラがむいているかんじです
彼の顔に血が降りかかりナルシストオーラ全開で
恍惚の表情を見せるそんな北村一輝さんがみれるので
北村一輝はだいすきだがグロ勘弁なファンも安心して見られます!ですよ

100点満点で75点

北村一輝さんを見に来た人は +10点ってかんじです!

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