3DS「ゼルダの伝説 神々のトライフォース2 」感想 自由度抜群な冒険が楽しいゲームらしいゲーム!ゼルダゲーなのにキャラの魅力が淡白なのが気になるなあ

ゼルダの伝説 神々のトライフォース2 ゼルダの伝説 神々のトライフォース2

3DS「ゼルダの伝説 神々のトライフォース2」感想です

★どこからでも攻略!

  ゼルダといえば 冒険を進めることで新たなアイテムを入手し、
  ダンジョンで手に入れたアイテムで少しづつ行動範囲が増えていくのが特徴ですが
  今作ではなんと!序盤からゲーム進行に必要な主要アイテムは「レンタル」という形で全て
  使うことができるんです!

  そのためどのダンジョンからでも攻略可能!
  これが「自由度ってやつさ!」ってかんじのゲームになってます

  もちろん ただ「レンタル」できちゃうだけじゃ面白くないので  
   ①「レンタル」アイテムはゲームオーバーになると没収される
   ②「アイテム」は「買い取る」ことが出来る
  ようになってます

  なので借りては没収を繰り返すと
  ぜんぜん「ルピー」がたまらなくなるので
  「買い取る」ために今必要そうなアイテムだけレンタルして
  せっせとためたルピーで「アイテム」を自分のものにしていくのが
  ちょっとしたしあわせ感かんじるんですよ

  ゲーム的には「レンタル」でゲームクリアにはなんの支障もないんですが
  「買い取る」ことでちょっとだけうれしい+αがあって所有感刺激されちゃうのです

  また、最初からたくさんのアイテムを持ち歩く必要はないように
  ダンジョン内では謎解きのメインアイテムはひとつだけですむように設定されています
  必須じゃないものはなくてもなんとかなる「仕掛け」になってるので
  ダンジョン攻略中にあのアイテムがないから進めない!なんてことはないのです
  このさじ加減があるから任天堂さんのゲームは安心して遊べるんですよね

  だけどこの「レンタル」アイテムの仕様があるためか
  敵の攻撃が結構当たりやすくなっていてすこしだけ
  ゲームオーバーになりやすいかんじになってる気がします
  なので私みたいなへたっぴゲーマーは必要なものだけレンタルして冒険!するのがいいですよー

★ペタっと張り付き壁移動!
  トライフォース2の新要素は壁にぺたっと張り付き壁伝いに移動できる「壁画」

  この「壁画」での壁移動を利用して狭い隙間を抜けたり
  足場がない場所で大冒険するのです

  ゲーム本編はトップビューの2D的なゲームグラフィックを意識してるのに
  ダンジョンギミックは立体的な設計のものがおおいのでなんかちょっと新鮮

  ボス戦等にもこの
  あ!こうやって攻略するのね!ってかんじで
  このシステムがゲームの中心にいてるかんじなのがいいです

  若干なぜそこいけない!って思うこともあるけど許容範囲かな

★ダンジョン数が多い!
  毎回ダンジョンもうすこしあればなあっていわれることが多いゼルダシリーズ
  ですが今作は公式でもアピールするぐらいダンジョン多いです。

  ダンジョンだけでなくそのつなぎの道中もミニダンジョン的な構成になってるし
  チャレンジダンジョンてきなものもあるし
  これで少ないっていったら撥があたるかんじ

  その代わり一つ一つのダンジョンは小粒
  だけどその分 ダンジョン数が多いのでテンポよくあそべるかんじがいいので
  個人的にはよかったです

  ダンジョン自体の固有のギミックはそこで使うアイテム事態がゼルダでは
  おなじみのアイテムばかりなのでそこまで目新しさはないんだけど
  新要素の「壁画」での移動で今までの感覚と違ったダンジョン攻略ができ
  これが他ゼルダ作品との差別化がされていて「謎解き」が楽しいです

★物語&世界感はちょっと淡白
  自由度がテーマな今作なので物語は割りとあっさり
  それは別によいんですが 登場するキャラが薄いのはうーん
  なんかどの人もいまいちピンと来ないんですよね…

  終盤ラストに「ええー!」っていう仕掛けあり
  無難にいくのかとおもいきやこのひねりがいいね
  これで一気にキャラが輝きだしたので
  そこまでのキャラたちの淡白さ加減がきになったかな

★立体視必須?
  実はこのゲーム 3DSの立体視がゲームプレイのしやすさに影響します

  上下するブロックに飛び乗ったり
  結構高さが重要なシーンがあるんですけど
  これが立体視OFFだと結構わかりにくいのです

  高さの感じがなぜかつたわりにくいんですよね

  逆にONだとそのへんものすごいわかりやすくなってるので
  なんかマップわかりにくいなあって思った人はためしてみてね

  立体視のチューニングはすばらしく
  「わたしは立体視だめだめなんですけど」な人も大丈夫なかんじなので…

★まとめ
  2つの世界をあっちにいったりこっちにいったりすることで
  新しい発見があり ちょっとした閃き!でいけなかったところにいけるようになったりと
  すごく気持ちよいです

  「携帯ゲームである」ということを念頭において
  ひとつひとつの遊びがコンパクトにまとめられてるのもいいね!

  あと個人的にはいわゆる「やりこみ要素」の遊びを遊ばせたくなるような
  仕掛けがよかったです

  特に「マイマイ」あつめ
  このやりこみマップに隠された「マイマイ」を探す遊びなんですが
  この「マイマイ」が近くにいると泣き声が聞こえる仕様で
  気になって気になってしょうがないかんじだし

  全体マップにもエリアごとに何匹いるか表示があるので
  こんないたれりつくせりなやりこみ要素の対応あんまりないんじゃないかなあ
  やらないひとはやらない、やるひとだけやる的なコンテンツな
  やりこみを「やりたくなる」ように仕向けたディレクターさんに拍手!

  おすすめ!
  100点満点で85点

  派手さはないし、小粒感あるけどゲームで遊んだ!っていう充実感がぐんばつ!
  ゼルダゲームで期待するキャラたちの魅力が弱いのだけがきになる佳作です

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