映画感想 ソーシャル・ネットワーク 90点 無表情のマークがラストでとる「ある行動」が印象的

デヴィッド・フィンチャー監督 映画 ソーシャル・ネットワーク 感想です。
アカデミー賞の前哨戦といわれる ゴールデングローブ賞 で
作品賞 監督賞 脚本賞 作曲賞 受賞です
題名の「ソーシャルネットワークサービス」とは
ネットワークを利用したコミュニケーションサービスです。
日本では mixi GREE モバゲー 等がそれに当たります。
この映画はそのソーシャルネットワークサービス(SNS)で
世界最大「フェイスブック」の創設者で
世界最小年富豪のマーク・ザッカーバーグ のドラマ映画。
この映画 ドキュメンタリードラマではなく 事実を基にした創作。
NHKの大河ドラマのような作品です。
おこった出来事や人物はは事実で
それにいたる過程は創作だったりします。
なんといっても 当事者の
マーク・ザッカーバーグはもちろん 
フェイスブック自体にも取材協力していなかったりします。
正直 フェイスブックってどういうものかよく知らない私がみても楽しめるのかなと
ちょっと心配でした。 
でも 序盤のマークとガールフレンドとの「かみ合わない会話」が印象的
なんなの この人?っていう感じで一気に引き込まれました。
とにかく表情ひとつかえずに 早口で展開される話が これがみごとに
つまらない(笑
性格最悪。私だったら すぐ席たつね。
その後の フェイスブック立ち上げまでの話も
ビジネスからではなく「たのしい」から始めたっていう感覚
善悪とか関係なく情熱だけで作り上げていきます。
あんなサイト立ち上げた人物が 5億人を超えるコミュサービスを作ることになるなんて 
事実は空想よりおもしろいことがあるからすごい。
彼以外にも 同じ創始者の エドゥアルド・サベリンや
ウィンクルボス兄弟とディヴィヤ・ナレンドラたちとの
フェイスブックにまつわるやり取りも興味深いです。
常識人?の彼らがいるからこそ 
マークの特異なキャラクターがだんだん魅力的にみえてくるんですよね。
ラスト 何を考えているか読めない表情のマークが
誰が見ても理解できる「ある行動」で締めくくられます。
それがこの映画「ソーシャルネットワーク」すべて
あらわしているようで とっても印象意的でした。
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↓facebookの本とサントラ 左の本の作者の「企画書」がこの映画の元みたいですね
facebookフェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)Social Network

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若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)
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コメント

  1. ノウスウ より:

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    私も先日見に行きました。
    最初はどうせドロドロの心理モノだろうと思っていたらよい意味で裏切られました。
    話自体はよくあるパターンでしたが、展開が恐ろしく速いので一気に見せ付ける圧倒感が魅力
    ただし、そのため映像の間が無いのが気になります。
    以降この手の映画が増えると映画がつまらなくなるかも
    (-"-;A

  2. ううたん より:

    SECRET: 0
    PASS:
    >ノウスウさん
    スピード感はたしかに
    でもとてもわかりやすいんですよね
    ユーモアもあって 見終わったあと何かが残る物語でした
    周りが一生懸命になってる中での
    マークのあの表情が素敵です。
    本人はどうなのかは知らないですけど

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