「Reigns」はイギリスのゲーム会社「Nerial」が開発したandroid/iosのカードゲーム。
Appleが選ぶ「Best of 2016」やGoogleの「2016年ベストゲーム」に選出されている300円の有料アプリです。
ios版 Reigns /android版Reigns
★Reignsってどんなゲーム?
プレイヤーは悪魔に呪いをかけられた王様として、国を治めながら呪いを解く方法を探すことが目的のカードゲーム。
ゲームはとてもシンプル。
カードとして配られる王様への謁見者が持ってくる問題を「はい」「いいえ」の究極の2択で決断し続けていくだけ。
その決断の内容によって「教会」「人民」「軍」「国庫」のゲージが増減し、どれか一つのゲージがゼロになるか振り切れるとゲームオーバー。
死ぬと次の世代へ統治が引き続かれていくので国を少しでも長く治めながら、呪いに関する情報を集めていくそんなゲームです。
★王様気分がきもちい!
とにかくちやほや感がよい!
一癖もふた癖もある謁見者たちがひっきりなしに訪れ、プレイヤーに判断をゆだねてくるこの愉悦。
各勢力の代表である司教、将軍、商人たちが王様の顔色を窺いながらすり寄り、愛人からの誘惑、道化師は王をあざける歌を歌い、怪しい錬金術師と大陸発見を夢見る冒険者が金をせびりくる……
指先一つのスワイプで民衆が歓喜させることも、隣国を滅ぼすことも、そして神をも恐れる決断さえできるのです!国がどんなに荒廃しようとも王様の命令にはだれも逆らえないのです!
なぜなら私は王様だから!でも調子に乗ってるとあっさり……
★カードゲームなのに死にゲー
このゲームとにかく死にます。死にまくりです。そして死のバリエーションも超豊富。
信仰に殉じれば教会に国を乗っ取られ、軍備を強化し続けるととクーデターを起こされ、民衆を豊かにと施し与え続けると暴動、そして死刑!
一つでもゲージのバランスが崩壊するだけでゲームオーバー、常に気が抜けないかんじです。
配られるカードはランダムだけど結果にはランダム性はないのでカード効果を把握して判断していけばいいのだけど、そこは人。ゲージが減る行動はなるべく避けようとする反面、増えるときは「ラッキー」ってうれしく思っちゃうんです!
生かさず、殺さずなこのバランス感覚を制してもカードの引きが悪いと一気に崩れる均衡、そしてそれを立て直していくのが心地よい。
クリアーの目的である「悪魔を欺く方法」探しよりもハイスコア狙いなどれだけ長く統治できるのかが難しくもたのしいのです!
★気になること
- 悪魔を欺く方法がわかりにくい
ひらめきが必要な部分はよかったけどその後の展開はもう少しシンプルな条件でもよかったかな。もう少しでわかりそう!なかんじがもう少しほしかった。
★まとめ
とにかくシンプルで楽しい!
単純だけど奥深いゲームとはまさにこのゲームのこと。
カード効果を把握し、ゲージ増減を見ながらリスク分散マネジメント決断が攻略法だとわかってはいるけど道徳的にネガティブな決断を避けたり将来の不安で判断を誤ったりと、予想を超えた不運&幸運(このゲームよすぎてもだめなのです)であっさり国が亡ぶのです。
呪いを解くというクリア目標もあるので単純に統治年数を競うだけではないストーリー性があるのもよいのです。
この次はいけそう感がたまらなく高いゲームで1プレイ1分未満なサクサク感もあって気が付けばずーっと遊んでました。これで300円は大満足です!
ちなみに「悪魔を欺く方法」を発見するのはかなり難しいので1週目まで進んでピンと来なかったらさくっと攻略調べてやっちゃったほうがよいかも。おすすめです!
100点満点で100点
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