★雨が降り続く町に迷い込んだ「透明な少年」
「rain」は雨が降り続く町に迷い込んだ少年が
怪物に追われる少女を助けるために冒険するアクションアドベンシャーです。
★雨宿りして透明になる
主人公である少年は敵を攻撃する手段を持っていないので
敵に見つからずに進めるステルス的な要素が強いゲームです。
通常は雨でうっすら輪郭を確認できる「少年」ですが
「雨宿りエリア」に入ることで 雨がさえぎられ姿を完全に消すことができます。
このエリアを利用して 怪物に見つからないように「雨宿りエリア」から
「雨宿りエリア」に 移動していくのがこのゲームの基本です。
ポイントは「雨宿りエリア」に侵入した「少年」はもちろん 「怪物」も
完全に「透明」になること。
自分の位置をうっすらと見える「足跡」で確認しながら
エリアからはみ出さないように進んでいったり
「雨宿りエリア」に侵入した「透明な怪物」を避けたりと
「見えない」ことで高まる緊張感が新しいのです。
★はかない存在感がいい
雨にさらされなければ 誰にも気がつかれない透明な存在である子供たち
そんな2人が出会い お互いの希薄な存在をともに感じながら冒険していく
現れては消え 近づいたと思うとまた離れる2人
画面から目をそらすと消えてしまうんじゃないかと思うほど
はかない存在感の彼らが気になり一気に遊んでしまいます。
なぜここにいるのかわからぬままさ迷う彼らが見つけた「目的」
それに向かって進む姿がなんともいえず ぐっときました。
★まとめ
いわゆる雰囲気ゲームですが ゲーム部分にもしっかり力が入っている印象。
クリアまでのボリュームは4~5時間ぐらいですが
個人的には十分満足できる体験ができました。
雨のなかを意味なく走りまわったり 水溜りがあると思わずジャンプして
「バシャーン」てしてみたくなったりと
子供の頃に「雨」と遊んだ記憶思い出しました。
子供が大人から本を読んでもらってるかのように
そのときの状況が背景に文字として紡がれる物語も心地よかったです。
100点満点で 85点
コメント
こんにちは、いつもブログ更新お疲れ様です。
rain前から気になっていたのでレビュー参考になります!
ダウンロードしてみようかなぁ
レインは コンセプトで「いいかも!」って思った人は期待を裏切らず楽しめますよ。
さらにプレイ時間よりもプレイ体験がよいと思えるなら絶対満足!