[ゲーム感想]/ゴッド・オブ・ウォー コレクション　カプコン 80点

ゴッド・オブ・ウォー コレクション

ゴッドオブコレクションは
ＰＳ2「ゴッドオブウォー」をＰＳ3で遊べるようにしたものです。
１作目はＰＳ2版をプレイしたことがあり
2作目はこのコレクションで初めて触りました。

ＰＳ2のゲームがＰＳ3でいまさらやってもクオリティ大丈夫って思いますが
やってることがダイナミックで多少の絵の荒さなんて気になりません。
そしてＳＤからＨＤになって画面の横が広くなったのでダイナミックさが増しました。
あとはフレームレートが30FPSから60FPSになり常時安定しています。
そしてトロフィーに対応されました。

このゲーム非常に難しいのでやっとの思いでクリアしたりしたあとに
「チロン！」って
なりながらトロフィーでるのはとてもうれしいです。やる気にさせます。

残念なのはプリレンダのムービーは引き伸ばしただけなので荒さが目立ってしまうところですね。

以下2作別に感想

＜ゴッド・オブ・ウォー＞
戦闘アクション部分は
デビルメイクライ等の名作アクションを参考にしてるだけあって
ストレスはないです。
でもマップがカメラ固定なのに
非常にシビアな柱渡りとかジャンプとかさせるが地味にストレスでした。

このゲームのうりのＣＳアクションの演出は今までの類似のものと比べるとはるかに
出来がよく　やってることが映像にあわせてボタンを押してるだけという感覚を忘れさせるほどです。

特に1面のボスである「ヒドラ」戦はかなりいかしています。残念なのはボスが少なくはでなＣＳアクション自体が少ないことです。

パズル的な要素が結構おおく　ちょっぴりめんどくさい感じはしましたが
何度か遊ぶとちゃんと理解できるバランスにはなっていた気がします。
武器は複数ありますがシステム上　結局1種類しか使わない感じになっちゃうのが残念。

意外ですがこの1作目アクションの出来もそうですが　お話が非常にすばらしい。
このゲームのお話自体が神話にあったかのような錯覚をさせるぐらいの出来でした。
まさかこのバイオレンスゲームで感動するとは思いませんでした。
クレイトスさんが一瞬いい人に見えます。

ゲームがかなり難しいのですが
何度もゲームオーバーになるとさしげなく「イージーにしてみます？」って聞いてくれる親切機能がついてるので安心かと思いきや　
一撃で死んでしまうすごいシビアなシーンではこの難易度設定
意味ないのでやっぱり難しいです。

＜ゴッド・オブ・ウォー2　終焉への序曲＞
前作のユーザーからの要望「ダイナミックなボスモンスターがもっと欲しいよ」という声をそのままゲームに起こした感じでとにかく大迫力！
マップと巨大キャラとの絡みも大変多く　マップ移動も退屈になりません。

戦闘はいくつかの追加アクションはありますがおおむね前作とほぼおなじです。
新たに3Ｄシューティング的なステージが追加されていますがここでのゲーム展開必見です。

ＣＳアクションとの相性がこんなにいいなんて…。
ＣＳアタックはどれも大迫力な演出で　感動します。
ボリュームも大満足です。

今回は怪物意外に人にもがんがん使うのでみていて痛々しいですが…。
サブウェポンの概念が出来　複数の武器に意味を持たせることが出来ました。
もともと敵の倒し方で「ＨＰ」回復できたり　「ＭＰ」回復できたりしたんですが
今回サブウェポンごとにとどめさすとでてくる回復アイテムが変わったので
前作のように複数武器があってもひとつしか使わないということはなくなりましたね。

前作の柱渡りみたいなカメラアングルで操作難度があがるようなパズル要素は少なくなりました。
ただギミックがちょっと何に使ったらいいのかさっぱりわからないところが増えたかなという気がします。
特にボス戦のギミックに気がつかないと絶対倒せないのにあまりに意味不明すぎて攻略wikiのお世話になったボス戦があったのが残念。

お話は前作のような感動とかか感じませんでしたがとにかく話が大きくて非常に神々しい気分にさせてくれました。

有名な神様たちががクレイトスさんにぼっこぼこにされるのがなんとも爽快でした。
2のラストからそのまま3につながる作品なので　このコレクションから遊ぶといいと思います。

クレイトスさん　自分以外の人（神）の扱いがあまりにひどいですが（特に2作目は人の扱いがひどすぎ）
悪人好きになっちゃう乙女と同じ感じをクレイトスさんに感じますよ。