PS4「ブラッドボーン」感想 身を切らせて骨を断つ。絶望系アクションRPG最新作

PS4[Bloodborne 」感想

SCE発売 フロムソフトウェア開発のマルチプレイアクションRPG
PS4[Bloodborne 」感想です

過去シリーズの感想はこちら
 →ダークソウル感想
 →ダークソウル2感想

★デモンズ&ダークソウルシリーズの系譜

絶望するほどの難度はそのままに
銃と変形武器を使ったスピーディーでよりアクション性が増したゲーム性と
ゴシック調の舞台に一新されたダークな世界観で送る
デモンズ&ダークソウルシリーズ系のアクションRPGの新作

★身を切らせて骨を断つアクション!

ブラッドボーンにはダークソウル等では重要なアクションのひとつだった盾での「防御」がありません
すべての攻撃は「回避アクション」で避けなければいけないのです!
えー、このシリーズただでさえ難しいのにこれじゃクリアできないよう!って思っちゃいますが
実は救済的な仕組みがあるので大丈夫

まずは今作の一番の特徴である受けたダメージを一定時間までに反撃に成功すれば取り戻せる「リゲイン」システム
どんなに大ダメージを負っても死ななければ失った体力のほとんどをなかったことにできる仕組み!

この仕組みが「回避」アクションの強い味方
たとえ避けれなくっても死ななければそのまま攻撃に転じれば挽回のチャンスあり!
むしろあえて攻撃を受けて、反撃に転じ敵に大ダメージ&失った体力を取り戻すなんていうアグレッシブな
戦い方ができるのです!

もう一つが銃によるパリィ(弾き)
前作までは盾による弾きで相手の姿勢を崩して反撃のチャンスを作る仕組み。
攻撃が当たるところでこのアクションをしないといけない超リスキーな手段だったんですが
今作では銃なので攻撃が当たらない距離からパリィが可能に。
使用回数の制限はありつつも、パリィを狙うことのリスクが少なくなったので
敵の攻撃に合わせやすくなってるのです

攻撃の対処にその攻撃を避けるのか、銃でパリィし崩してくずすのか
それともダメージを受け、リゲインで失った体力を取り戻すのか?

体力の回復も距離をとってアイテムを使う隙を伺う戦い方から
むしろ接近して失ったダメージを取り戻す攻撃的に体力を取り戻す新しい戦略が可能になり
とにかく攻撃も防御も攻め!攻め!なスピーディかつ大胆な駆け引きが楽しいのです!

★啓蒙とマルチ、ソロプレイ

マルチプレイの仕組みは過去シリーズとおなじ
「人間性」「人の像」に当たるアイテム「啓蒙」を消費して協力プレイができます

今作のマルチの大きな特徴は
協力要請をすればどこにいても自動でマッチングする点(サインを探す必要がない)と
協力プレイ中でないと侵入(敵対プレイ)されなくなった点
マルチプレイ時に出現するNPC「鐘を鳴らす女」を撃破すれば侵入を阻止できる点
死亡しても、「啓蒙」をロストすることはなく失うのは獲得した「血の意思」を落とすだけで体力の低下等のペナルティがない点

マルチプレイ時は
協力プレイをお願いするときにサインを探す手間がなくなったため
ソロで道中を進みながら協力者を待つプレイが可能になりよりお手軽マッチングに!
マッチング制度も特に問題なしで快適でした

さらに消費アイテムの「啓蒙」は
新エリアやボス発見・撃破およびアイテムの使用 マルチプレイでのボス撃破等
比較的簡単に取得することができるのもうれしいです

逆にソロプレイ時では
一部のマップギミックを除きマルチをしない限りだれにも侵入されずに遊べ、
さらに完全にネットワークを介さないOFFLINEモードも完備

またアイテム「啓蒙」をたくさん集めるほどに
敵が強化されより歯ごたえのあるゲーム難度に調整される仕組みがいいです!
ソロ、マルチプレイ双方に遊びやすい調整がされていて好印象です!

★ダークで残酷な世界感

今作は過去作以上に世界観がさらにダークに
獣と赤い月、血、人知を超えた存在に、狩人たち、そしてその夢
キーワードで想像する世界の理も闇深いけど
そのダークさを影で支えてるのが獣の夜に生きる住人(NPC)たち
前作でもNPCはいましたが今作はそんな彼らがこの世界の残酷さを彩ってくれます

絶望におびえ自分だけの世界に閉じこもり半ば狂ったように嘆く人々
そのなかでもわずかなj人々がプレイヤーに対し心を開いて語り出す
さまざまなドラマ
あるひとは救済をしようと人々を集め
あるひとはこの狂った夜に父親を探し、
またあるひとは獣となった人々さえもその場所とともに守ろうとあがく

そんな彼らから問われるある一つの決断と結果

そこにいるはずの場所にのこされた証と
たったひとつのアイテムで導き出される
残酷に語られるキャラクターたちの末路がすさまじい。

あえて瞬間を目撃させない
起こった結果だけを見せられる演出がとても素敵でした!

★きになること

・背景の一部やキャラが大写しになって画面がみえない
画面にキャラやマップの一部が大写しになって
前が全然みえないことがままあるのが気になる
良くも悪くも視点操作はプレイヤーに預けすぎな印象でもう少し対処をしてほしい

・プレイヤーの目的が雰囲気すぎる
世界観重視で多くを語らない構成はよいんだけどちょっと語らなすぎ。
過去作以上にプレイヤーの目的が不明で次になにをすればいいのかわからなくなる
せめてゲーム中の目的はしっかり明示してほしいなあ

・ロケーションの変化が少ない
いい意味でトーンが統一されているけど
もう少し違った雰囲気のマップも見たかったなあ。

・いちいち「獣の夢(拠点)」にいかないとワープできない仕様
他のマップにワープするのに拠点にもどるのが面倒
世界観的にはそうなのかもしれないけどロード時間も余計にかかるし
直接ワープできてもよかった気がする

・回復アイテムの血液をあつめるのがめんどくさい
チャレンジするたびに血液を集めるマラソンをしないといけないのがうーん
自動的に回復アイテムを補充してくれた過去作のほうが遊びやすかった
あと、最初からたくさんもてすぎるのも面倒さかんじた

・強制2週目
クリアすると強制的に2週目へ
やり残したことあるのにー

★まとめ

ゴシックな世界観や変形武器、獣の夜な世界観が超好みでよかった
ゲーム部分は過去シリーズから洗練されて遊びやすくなってる!
「ダークソウル2」で少しきになったなにがなんでも通せんぼな敵配置や
敵の攻撃の強引な攻撃補正がなくなったのもGOOD!
難度も理不尽に難しくするのではなく、頑張りたくなるほど良い難しさになってて
今までのシリーズで一番遊びやすかったです。

100点満点で95点!

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