PSVITA「真 流行り神 」感想。Z指定級にえげつないドン引きシチエーションはいいけど、くうきよめない「ライアーズアート」システムで怖さ半減

PSVITA「真 流行り神 」感想です
シリーズ1作目だけプレイ経験ありです

★真 流行り神って?
都市伝説をテーマにした日本一ソフトウェアのホラーアドベンチャーの最新作
登場人物を一新し,流行り神シリーズの世界感を引きつぎ
新要素を加えたリブート作品

★Z指定級にえげつない

このゲームZ指定
Zといえば大人の証
Z指定ってことはあんなシーンやこんなシーンも!と期待しちゃうけど
期待に恥じないほんとにドン引きするシチエーションばかり
いつもなら倫理的にまよわず回避!な超危険ゾーンな展開がそこにあった

描写はまあ所詮文章だし
そこまでうげえってなる言葉はつかってない(つかえていない?)けど
やってることがほんとえげつない

ネタバレになるのでなにもいえないけど
過去に起きた凶悪事件を参考にしてたりするので
それ知ってたりすると生々しさが…

コンシュマーゲームで
読んでてなんかいけないことをしてる感な
背徳シーンがZ級なのです

  
★おもしろさ一歩手前で終わるシナリオ

今作は前作の事件を科学・オカルト2つの結末があったシナリオ構成を
変更し、いわゆるかまいたちの夜方式なマルチシナリオ展開

なんだけどこのゲームは幹と呼べるメインシナリオがなく全部枝な印象

どのシナリオも割りとまとまっててるけど
終盤がしりつぼみというか
事件が起こってはい、終わりみたいなかんじで
読後感のカタルシスが弱いかな
呼んだ後に印象を残すなにかがほしかった

あとシナリオごとの関連性が薄く
登場人物の立場まで変わってしまうのもうーん
設定が違う別の話すぎるんですよね
せっかくシナリオ分岐してる意味が薄く
キャラ使いまわしてるだけな印象かんじるかな

★くうきよめないライアーズアート

ライアーズアートとは
1対1の対話形式で
時間制限のなか選択股を選んでいくシステム

これがホラーと相性が悪い

このモードが始まるとどんなにどきどきするシーンでも
「パラララパッパ!パラララパパー!」と
のりのりな音楽とSFチックな背景になって
せっかくの緊張感どこいった?って感じになるんですよ

たとえるなら殺人鬼に襲われ 逃げた先が行き止まり!
ナイフをテラテラ輝かせながら迫る殺人鬼!
もう、だめだ!絶体絶命!す、すこしでも時間稼ぎを!
「パラララパッパ!パラララパパー!」でライアーズアート

えー!ってかんじです。
しかもこの子ほんとに空気よめない子で
なんでそこでっていうところでよく出てくるんですよね

ゲーム的にもこのパートの結果で分岐したりするわけでもなく(バットエンド直行はあるけど)
クリアランクにしか影響しないのもうーん

★その他気になること

・誰得な特ラ課設定
  いわゆる窓際課なんですけどそういう空気感ゼロ
  重大事件普通に捜査してるし
  特ラ課以外の警察関係者がほぼいないのも気になった

・田舎なの?
  田舎が舞台らしいけどメインの警察内部に田舎らしさがないというか半端
  田舎の閉鎖的なかんじを感じたかったなあ

・オカルトシナリオが…
  なんかみんなそういうのある!みたいなかんじなのが
  都合よすぎて気になるし、なんでそうなるのって思った

・恐怖を盛り上げるSEが半端
  足音とか何気ない動作にもseがちゃんとついてたりして
  細かいseお仕事には感心するんですが
  それが怖さの演出に生かされていないかんじ
  サウンドでびびらしてほしたっかなあ

★ごめんちょっといいすぎた

といろいろ文句書きましたが
登場人物たちは地味ながらも魅力はあったし
テンポよく登場するシナリオに
繰り返しプレイが快適な分岐ツリー等
さくっと読める感はとてもよかったです
それだけに期待を上回る話がほとんどなかったのがなあ

★まとめ

中途半端でいろいろおしいなあ
だけど恐怖のコンセプトと相性わるい「ライアーズアート」の仕様は
擁護できないなあ…

シナリオ的にはコンシュマーではそうそう見れないえげつなさ見れた反面
底の浅さやカタルシスのなさ=おもしろみの薄い話になっちやってるかな

あとにせっかく「隙間録」なるシナリオの合間を保管するショートエピソードがあるのに
それがあんまり生かされてないのもなあ

100点満点中70点

怖さはないけど
コンシュマーゲームでめずらしいえげつなさはあるゲームです!

2の感想はこちら
 →PSVITA「真 流行り神2」感想 科学&オカルトルート復活雰囲気ばっちりな前半からの、これじゃない感あふれまくる後半シナリオのあらまあ感がすごい。

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