[ゲーム感想]ニーア レプリカント  ゲーム至上もっとも切ない選択 あなたはできる?

ニーア レプリカント
ニーア レプリカント

PS3ニーア レプリカントレビューです。

「ニーアレプリカント」とは
PS2「ドラッグ オン ドラグーン」のスタッフが製作したスクエニのアクションRPG 奇病の蔓延やマモノの脅威に脅かされる滅び行く世界。
主人公ニーアは奇病に侵された妹ヨナを救う為、白の書と共に失われた言葉を探す旅に出る。
XBOX360版は「ニーア ゲシュタルト」として主人公と妹の関係が「父と娘」に置き換わっている。


■ゲーム全体の雰囲気がいい

ゲーム全体に流れる雰囲気がとてもいいです。
まず このゲーム 見た感じは「ファンタジー」ですが
ビル立ち並ぶ現代から1400年後の未来の話
何か大きな「できごと」があって世界がこのような感じになった設定です。

かなり特殊な世界なわりに
某RPGのように「専門用語」連発ということもなく
多くを語らないストーリー構成が かなりこのみでした
で、そのスキマを埋めるような音楽がとてもいいです。

印象的な曲が多く それらのアレンジをうまくつかい
場面を彩る演出も素敵です。おもわずサントラ買っちゃいました。

そして 主人公の妹であり 彼女を救うのが目的でもある「ヨナ」
イベントシーン以外では ボイスがあったりなかったり安定してないんですが
地味ながらも どれも「ヨナ」がいとおしくみえるような内容で
気になってしょうがなかったです。

なので ミッション終わると 一目散に自宅に戻って「ヨナ」の顔を見に行きます_(笑
たまにポストの「ヨナ」のお手紙入ってたりして
それがなんだかとてもうれしかったり。

とここまで しっとりとした雰囲気が心地よかったんですが
その逆にパーティキャラはかなりとがってて あくが強いです。

やたら饒舌な くちうるさいしゃべる本の「シロ」さん
ピー音連発で発言がゲーム中修正されまくる 「カイナ」さん
いっけんまともだけど そのお姿がすごい「エミール」さん
これがスパイスになって いがいとうまく混ざるんです。
個人的にかなり好きな世界でした。

■アクションRPG+弾幕シューティングゲーム?

アクションRPGですが
画面中が弾だらけになる「弾幕」が見られるちょっとかわったアクションゲーム
雑魚敵との戦いは「剣アクション」が多く
ボスモンスターは 画面を埋め尽くすような弾で攻撃してきます。

その迫力が結構どきどきします。
私はあまりシューティングゲーム遊んでないこともあるかもしれませんが
その「弾幕」感の迫力がすごい
え! これどうやって よけるの?っていうぐらいわらっちゃうほどの弾なんです。

だけど弾は弾で打ち消せるので「よける」というよりは
「弾」で消していくというかんじで
見た目よりはなんとかなったりします。
これがなかなか爽快でした。

■壮大なフィールドを走り回れるうれしさ

このゲームのフィールドはとても広いです。
世界を歩き回れるRPGが少なくなった 今 とても新鮮に感じます。
しかもただ広いだけじゃなくて 敵も結構うじゃうじゃいて 
気がついたらたこ殴りにされたり
やっぱりものすごい弾が画面うめつくしたりします。

それでもあんまり処理落ち感 感じないのがなにげにすごい。
マップは広いですがフィールドの音楽のよさもあって
退屈な移動になってないのがいいですね。

そして 移動が多くなってきた中盤に
「ある乗りもの」に乗ることでスピーディに移動出来るようになる配慮もいいかんじ

ととてもいいフィールドですが時間の変化があるけど
すごく微妙な感じで もっと大きく変化したら もっとよかったなあ
それ以外にも ある場面になると横スクロールになったり 上から視点になったり
はては「サウンドノベル」?になったりして 遊び心も豊富で楽しかったです。

■物語に深みをあたえてくれるマルチエンド

このゲームはマルチエンドゲームです。
え、 マルチエンド なんだかめんどうだなあと思った方 大丈夫
このゲーム プレイ中に分岐するわけではなく ゲームクリアした後
物語を別の角度からみた 2週目を遊ぶしくみです。

そこで語られる「ある真実」でガラリと物語のみかたが変わっていく
仕掛けが入っています。
実は1週目プレイ中でも その「仕掛け」はなんとなくわかる感じにはなっています。
そのにおわせかたがちょうどよくて
1週目に感じた「もしかして これは……」っていう違和感に
「2週目」で答えてくれる仕様がいいんですよね。

ちなみに2週目以降はゲームの中盤から開始で武器やレベルも引き継いで
始められるので とてもさくさく進みます。
でもその「さくさく」すすめることがなんだか切なかったりします。

ぜひ2週目までは本編だと思って遊んでみてください
物語としては2週目できれいに収まるストーリーですが
実は2週目のあとにもうひとつおまけの展開があります。

そしてその展開の果てに 「ゲーム至上 もっともせつない選択」 が待ってます。
2週目のしかけも この最後の選択のしかけも 仕掛けがちゃんとゲームのテーマに
あっていて ブレがないのもすき
こうストレートだと逆にいさぎよく 素直に感動できました。

■まとめ

煩雑なだけな「ワードシステム」や
「武器」を変えてもいまいちピンとこないかんじ等
ゲームとして荒い部分も多いし 大作RPGになれた方だと
この展開が地味に感じるかもしれませんが
きっとあたらしいゲーム体験を与えてくれるいいRPGでした。

ICOやワンダ等がすきなひとは たぶんこのゲームも大好物だとおもいますよ

おすすめ
100点満点で90点
ニーアゲシュタルト&レプリカント オリジナル・サウンドトラック
ニーアゲシュタルト&レプリカント オリジナル・サウンドトラック

コメントを残す