3DS「メタルマックス4 月光のディーヴァ」感想です
シリーズ初体験です
★メタルマックス4って?
戦車に乗って賞金首を退治するハンターとなって冒険するRPG
メタルマックスシリーズの4作目
独特の世界感と自由度の高さが売り
★どう進んでもOKな自由度がMAX!
メタルマックスはストーリー重視ではなく
戦闘や成長要素を楽しむRPGで自由度がうり
序盤こそお話ベースで進んでいきますが
ワールドマップにでると
メインシナリオもひとつのクエスト扱い
内容も大きな目的が示されるだけで
いつやってもOKなテンションがいいね!
メインシナリオを追いかけながら
大量に用意されたクエストやをこなしたり
賞金首と呼ばれるボスの撃破をするために
くるまと呼ばれるのりものを強化していく流れ
どう遊ぶかはプレイヤーの自由
序盤からいけるところまで突き進むもよし
賞金首を片っ端から退治するもよし
主要キャラを仲間に入れずに進めてもよし
ひとそれぞれに攻略の仕方がかわる自由度がよいんです
★戦闘はオーソドックスなターンバトル
戦闘は3人+1匹パーティのコマンド入力型のターンバトル
メインの3人は人間でのこり1枠が動物(?)
なんでって思ったけどそういう伝統らしいです(笑
ちなみに動物はオートです
基本はくるまに乗って戦うシーンがメインで
クルマが侵入できないところのみ生身で戦うかんじ
人間のときは便利なスキルやアイテムを使ったほんとに
オーソドックスなターンバトルの戦い方ってかんじなんですが
くるまにのると回復手段が少なくなるため印象ががらり
回復にたよるんではなくダメージを受けないように耐性をつけて
あとは全力で攻撃、攻撃、また攻撃!
全ての武装を一気にぶっぱなしたり
発射弾数を増やしたりと2倍、3倍、4倍と膨れ上がる攻撃力で
壊れる前にぶっ壊すゼンダンぶっ放す戦いが熱いです!
そんなかんじなので戦闘のバランス的には結構おおあじで
どんどんインフレしていく強敵たちに
こっちもインフレで対抗!みたいなバトルが新鮮でした
★くるまの改造がじれんま深い
くるまにはレベルがなくパーツの換装・改造で強くしていくシステム
エンジンで決まる積載量の制限内で
最大6箇所に武装を装備できる仕様
あまった積載重量分が装甲=クルマのHPになるのがポイントで
この攻撃力と装甲のバランスを考えるのが悩ましい
さらに武装自体にも耐久力があり、武装自体も装甲の役割もあったり
スキルの組み合わせを考えたりといろいろジレンマ深いのです
多数の武装でどんな敵でもバッチコイ!なくるまや
強力な主砲1本のみな男気あふれる装備
弾数無限武装でお財布にやさしい仕様などなど
武装を見直すことで
まったく勝てそうになかったボスにあっさり勝てることも
攻略してるかんがよいんです!
★親切機能がうれしい
クエストの進行が細かくわかる冒険ガイド
クルマの改造のガイドやスキル・特技等の解説もしっかりなヘルプ機能に
全滅時に表示される撃破確率(どれぐらいでたおせるのか)
まさにおもてなしされてるかのような機能がすごく便利…なんだけど
いわゆるドラクエタイプのコマンドで選んでいくしくみにたよりきってるため若干煩雑
特に気になったのはクルマの乗り降りコマンド系
頻繁に使うのに乗りたいのりものに乗れなかったり
クルマを回収するのに一台づつしかできなかったり
古臭いメニュー設計が原因だとおもうので
ぜひ改善してくれるともっと遊びやすくなるのになあ
もっと洗練したもの用意してほしかったなあ
★その他 きになること
・フィールドの移動が荒いところがある
はしごの上り下りなど判定が荒いというか挙動がへんにかんじる
・3DSなの一部のみの立体視対応
立体視できるところとできないところが「?」
なんでここで3D表示できてここでできないの?って感じで不安になる
たぶん開発の都合なんだろうけど
・ショップが煩雑
人間道具屋 、人間装備屋 、戦車道具屋 、戦車装備屋、満タンサービス
修理ドッグ、シャシー改造屋、エンジン改造屋 などなど
個別にNPCに割り当てられてるけどちょっと細かすぎる
わかりにくいから下のミニマップにだしてるんだろうけど
改造周りを集約するとかできないのかなあ
・センスがうーん
ビジュアル ストーリー ネーミング等
あえてねらってるのはわかるんだけど
単純にセンスがないなあって思うところがちらほら
それが味なのかもしれないけど…
★まとめ
ふるくささやチープな見た目の裏には
シリーズで洗練されたであろうシステムがしっかりなRPG
シナリオに縛られない自由な進行と攻略する喜びがちゃんとあるゲームでした
シリーズの遊び方の部分、メタルマックスだとこういうことなんだよね
っていうのを理解しないと面白く感じられないところもあるかな
あと、メタルマックスの伝統かもしれないけど
擁護できないだささもあるので
センスのよさもう少しかんじたいなあ
100点満点で85点
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