PSVITA「影牢 〜ダークサイド プリンセス〜」感想です 影牢シリーズ初体験です
★罠に陥れる快感
このゲームの主人公に攻撃手段はありません
出来ることは逃げることと罠の設置・発動ができること
罠はマスで管理されたマップに自由に配置・発動することができ
罠ごとにある「当たったら4マス吹っ飛ぶ」とか「90度回転して1歩進む」などを
うまく生かして次々罠を当ててコンボを作るゲームです
なので基本的にはコンボの始めの罠に敵を誘い込んで
つぎつぎ罠を発動させていってなるべく多くのコンボを稼ぐのですが
この罠のコンボを考えてる間がすごく楽しい!
まずは スプリングフロアで吹っ飛ばして
ペンデュラムを空中で当てて その後三角木馬で悶絶させて
それで、それで… といったかんじに自分が思ったとおりに
罠がつながっていくことが運ぶ感がすごく楽しいです!
そしてなにより罠を食らったときのリアクションがよい!
チェンソーできりきざんちゃうようなホラー映画も真っ青なドン引き罠でも
「ギャー!」とか「ウグエ!」とかの迫真の悲鳴のなか
キリモミ状態で激しく吹き飛んでいく敵がおかしくて思わずにやにやして
自分のいけないスイッチがはいってしまうかんじです
★アクション要素は実は高い
罠の設置や「2マス吹っ飛ぶ」のような効果がマス単位ではあるけど
コンボとしてつなげるには状況に合わせてタイミングを変える必要があり
アクション要素は結構高い
設置時にきちっとコンボになるように配置しても
敵の位置やタイミングでずれてしまったり
坂や高低さがあることで想定よりも吹っ飛ばなくてうまくつながらないことも
ただ、罠設置時は時間が止まるし 敵の移動もゆっくりめなので
なれればとっても気持ちよく遊べますよ
★敵は容赦ない!
このゲームの敵は半端なく容赦ない
ただでさえ頼りない無力な主人公なのに
少しでもすき見せると全力で殴られるし
どんな命中率だといいたくなるぐらいの高性能な弓矢や魔法が飛び交い
挙句の果てに火だるまにされたり毒ガスで動くをおそくされたりと主人公涙目です
さらに一度罠の存在を知った敵はそのマスを避けて移動したり
敵配置でも左右に挟まれた状態で挑まれたり
敵の癖にダメージちょっとあたえると逃げていったりと一筋縄ではいかない
だけど、このいやらしさがいい!むしろだからよい!
この容赦ないやつらだからこそ
次々罠にはまってどんでもないことになっていく姿を堪能するのが快感!なのです
ちなみにどうしてもクリアできない敵がいたら
プレイヤーのアビリティの見直しをするといいですよ
★気になった点
- コンティニュー時のお願いが少しうざい
ゲームが開始されると表示されるやりこみ要素「メディウムのお願い」
これ自体は別のゲームの目標があっていいんだけど コンティニュー時も毎回表示され
ツゴウ3回ボタンをおしてスキップしないといけないのが少々うざい。
この辺はコンティニュー時はカットできなかったのかな
- 一部の罠のカメラワークがちょっとなあ
罠が敵に当たるときに迫力あるカメラに自動的に切り替わるのはいいんだけど
スイッチを踏むと発動するマップ固有の罠の場合
スイッチに触ってしまいカメラが切り替わったまま
その間に敵にぼこられることが多くて少々ストレスがたまった
スイッチ発動系は意図せず触っちゃうことも多いのでキャラ接触判定ではなく
扉を開閉するようにボタンで押すような仕様がよかったなあ
- マップ固有の罠の予測移動先が表示されない
ほとんどの罠はちゃんと対象の位置が変化する場合
その予測移動先が 表示されるんだけどマップ固有の罠はそれがない
そのため、いまいちコンボに組み込みにくいことがあってつかいにくいかな
- あるボスの対処法がわかりずらい
あるボス敵に罠を当てるための条件がさっぱり
wikiみてわかったんだけど これはゲーム中でもにおわすようなことしてほしいなあ
まあ、やってればいずれ当たるけどね
でもなんでっていうのがわからないとおもう
- 敵の顔や髪型のバリエーションがすくない
プロフィールとか細かくあるから あまりに少ないバリエーションがきになった
後バリエーション少なくてもいいけど
無難な髪形とかでもよかったんじゃないかな。特に男子諸君はきになった
★まとめ
自分で罠コンボ考えるのがすごい楽しい
やってることは残酷だけどリアクションが愉快な
雰囲気もよいオリジナリティあふれたゲーム
100点満点で95点
おすすめ!
特にVITAで遊ぶゲームないようーって言ってる人はぜひ!
ちなみにPS3だとyoutubuに罠コンボがアップできる機能があるみたいです
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