ダンガンロンパ感想 推理は薄味だが 世界の「謎」と超個性派キャラたちの魅力が濃すぎておなか一杯

ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生
ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生

スパイクさんから発売の
PSP「ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生」 感想です。

ジャンルが「ハイスピード推理アクション」ということで
「逆転裁判」のようなハイテンションな推理合戦を期待してしまいますが
ゲームとしての「推理」要素はあまり強くないです。

考える部分が少ないというか先が読める展開で
「推理」を期待するとちょっと違うかも
ヒントもほぼ「答え」な感じで難易度は低い。

でもこのゲームの面白さはその「事件」部分よりも
この不条理な世界自体の謎と超個性派すぎる濃いキャラたちのからみ

普通の人ほぼゼロって感じのキャラたちは
最初 そのあくの強いキャラ造詣でちょっとひいちゃったわたしですが
だんだん これがよくなってくるから不思議

次はどのキャラが「事件」起こし 誰が生き残るのか?
そしてこの不条理世界はなんなの?って
それが気になってついつい遊んじゃいます。

そしてそれらを彩る豪華声優陣
とくに どらエモン降板以来5年ぶりとなった
「大山のぶ代」さんの「モノクマ」は必見
まんまあくどいどらエモン
(笑

ところどころ「どらエモン」のパロディもあってそれもまた面白い
そしてこの「モノクマ」が仕掛けるオシオキがまたいい
とにかく悪趣味全開!SAWのジグゾウさんも真っ青の大掛かりギミック!
でも「愛せる悪趣味」さ なんです。

たとえるなら カートーゥンの「残酷さ」といったほうがわかりやすいのかな
行為は「凄惨」で 表現は「ユニーク」って感じ
このセンス、オリジナリティ すばらしいです。

というように
作品の勢いと世界感のオリジナリティは十分おなか一杯!
では ゲーム部分はどうかというと
アイディアはいいけど 要素が多い割りに全体的に薄味なかんじ

「ノンストップ論議」のアクション性と推理の融合はかなりいい感じだが
システムをうまく生かした「中身」が少なくて うまくいかしきれていない

他の要素を削っても「ここ」にこだわって磨いて欲しかったかな
「クライマックス推理」の漫画で事件の流れをしめし 歯抜けの部分に
適切なコマを入れていくというアイディアは良いが
その「コマ」が何が書かれているのかが良くわからないものが多くて
惜しい感じ。

「閃きアナグラム」 「マシンガントークバトル」
はとってつけた感が強く ミニゲームの域を出ていないかな
「マシンガントーク」に関しては リズムゲームで「推理」要素ほぼゼロだし
そして 一つ一つのゲームのつなぎに入る「リザルト」
この「リザルト」画面でテンポが途切れてもったいない

連続で論議していく感じのほうが このゲームのやりたいことにあっているかな
あとは チュートリアルが長すぎるというか
すべての要素が遊べるまで時間がかかること
システムの要素がすべて解禁されて
遊べたステージが少なかったのが惜しいかな

でもこれらの不満点を吹っ飛ばすほどの「オリジナリティ」と
「磨けば化ける」感じがあるゲームでした。
 

なんだかんだいっても 
ずっと遊んじゃう魅力満点なので 「85点!」

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