アトラスさんが出している医療アクションの最新作です。
シリーズ初めてです。
タイトルに6人の医師と書いてあるように以下の6つの医療体験が出来ます。
外科 →さまざまな医療道具を駆使するこのゲームの花形パート
整形 →骨の整形がメイン。慎重な操作を要求されるゲーム性
救急 →簡易外科の複数患者対応版。
内視鏡 →Wiiコントローラーを内視鏡に見立て病原探索&駆逐。
診断 →患者の診断をするアドベンチャーパート
検視 →診断の別バージョンのアドベンチャーパート
大きく分けると「ミニゲーム集」的なものと「アドベンチャー」に分かれます。
<ミニゲーム集>(外科 整形 救急 内視鏡)
どの診断も基本ミニゲームの集合体ですが
ミニゲームと思わせないつくりが優秀!
ただ、似たようなインターフェイスのわりに細かいところで
ボタン操作が違ったりするのが意味なくストレスかな。
○外科
このゲームの花形。さすがにシリーズで磨かれているだけあってとても出来がいい
Wiiリモコンの不安定さが医療の緊張を盛り上げます!
覚えること多いけどうまく誘導してくれるのがいい。
○整形
ゲーム性はまさしく電撃いらいら棒。ノーミスでいくことが求められていて
緊張感あって外科とはちがう面白さ。
○救急
外科の簡易版ですがやること多くてとてもエキサイティング!
患者が救えなくてもクリア判定になるので感情とても揺さぶられる。
ゲームも救急医療の混乱がうまく再現できていていい。
一番ゲームらしいパートであり、現場シュミレーションとしても優秀。
一番面白かった。
○内視鏡
Wiiコントローラーをフル活用したパート。アイディアはいいと思うけど 遊んでて
いまいち面白さがわからなかった。いろいろ問題あると思うけど
問題はその操作性。もっと整理整頓してくれると良かった
医療コマンドもっと少なく絞って 探索の面白さもっとひきだしたほうが
良かったかな?
今回初登場みたいなので今後に期待します!
<アドベンチャー>(診断 検視)
アクション的な操作が必要ないが単純なコマンド選択ではなく
きちんとゲーム性が出るようなしかけになっているのが好感
○診断
診断っていう行為をうまくアドベンチャーにおこしています。
聴診器あてるとwiiコントローラーから音聞こえたり
レントゲン写真なんかも よく考えると間違い探しなんだけど
実際の医療行為風にすごく感じるんですよね。
特に病名をつきとめるべくキーワードをさがしている過程が楽しいのです。
たぶん実際もこんな感じの比較で診断していくとおもうのでとても自然に感じるのかな。
他のアドベンチャーでなんでこれ採用しなかったんだろう!って思う要素が
しっかり入っていてこれだけでも一本のソフトになる具合良かった。
医療サポートロニさんも素敵。
○検視
検視というより捜査みたいになっちゃってて
なんか違うかなあ。歯形の照合とか解剖とか検視でゲームに出来そうな部分
に真っ向から挑んで欲しかったかな。微妙なクイズゲームで遊んでいるような
感じだったのが残念。
6つの医療すべてに満遍なくスポットが当たっているんですが
上記のようにゲームとして面白いパート そうでないパートがあるので
そのまんべんなさがメリハリをなくしてるかな。
ストーリーは狙ったターゲットが海外ドラマユーザーと
いうだけ会って 医療ドラマ感はばっちりでています。
ただ、一部のキャラのあまりストーリーに関係ない部分にアニメっぽい設定が
ちょっと気になったかなあ。
構成は、前半のオムニバス形式で好きなパートを好きな順で遊べるのはいいんですが
そのせいで前半パート 淡々としてていまいち盛り上がらなかったかな?
これなら すべて一本道で盛り上がるようにうまくつなげてもらったほうが良かったかな。
終盤の6人がひとつになっていく展開はとても良かったので特にそう感じました
ボリュームはびっくりするほどあり Wiiで数少ないゲームらしいゲームなので
気になった方はぜひ!
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