前田建設ファンタジー営業部1 マジンガーZ地下格納庫編感想

前田建設ファンタジー営業部1 「マジンガーZ」地下格納庫編 (幻冬舎文庫)
前田建設ファンタジー営業部1 「マジンガーZ」地下格納庫編

前田建設ファンタジー営業部とは

本物のゼネコン「前田建設工業」が
やってるSF・アニメ作品の土木建設を実際に作ったらと仮定して
まじめに試算・設計する企画。

今回検討する題材は「マジンガーZ」の地下格納庫。
その「格納庫」はプール(汚水処理場)の底が割れて滝の中からせりあがって発進できる
地下50mを超える巨大格納施設。

さらに10秒でマジンガーZを発進させるリフト
機械獣の攻撃に耐える耐震性を備えてなければいけない。

素人から見てもちょっと待てといいたくなるぐらい無理無駄があるけど
それを実際のゼネコンである前田建設さんが
一生懸命再現できるようにがんばる姿が楽しいのです。

あくまで今の土木建築技術で「作る!」っていうのがきもで
「機械獣の攻撃に耐える耐震性ということは原発の耐震度クラスだな」
とか
「300tの水圧に耐える水門か、あのダムで使ったあれがいいか?」
とか
「マジン!ゴー!の掛け声から10秒以内にリフトアップできるジャッキ?
ワイヤー式なら可能だが、なに!油圧で!それ無理ー!」

なんて土建屋さんならではすぐイメージできていく姿がかっこよく
知的好奇心がみるみる刺激されていきます。

プロ目線の
「ここは構造上無理あるなあ」「こうすれば簡単なのにー」
見たいな現実の厳しさを語りながらも
「でも…あれがかっこいいんだよね!」っていう
おじさんたちのきらきらした夢トークがいい!

そしてひとつづつ問題をクリアしていきながら
ありえなかった「マジンガーZ」地下格納庫が
どんどん現実的になっていくのが気持ちいいです。

ちなみに私「マジンガーZ」ぜんぜん知らなかったけど
この本読んで「マジンガーZ」地下格納庫だけは負けない
知識が出来ました!(笑

100点満点で90点。
夢見るだけでかなえることを忘れてしまった社会人にお勧めです!

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