[ゲーム感想]PS3 うみねこのなく頃に ~魔女と推理の輪舞曲~ 80点  

うみねこのなく頃に ~魔女と推理の輪舞曲~
うみねこのなく頃に ~魔女と推理の輪舞曲~

原作の同人ゲームは先日完結した PS3 うみねこのなく頃に 感想です。
クリアまで50時間でした。

ジャンルはサウンドノベルですが システム的なゲーム要素はありません。
問題篇といわれる連作エピソードでくりひろげられる
事件や怪異の謎を自分で考え,推理して 

解答篇を読み進めていく読者挑戦謎解きサウンドノベルです。

今作は「問題篇」といわれる前半4篇で構成されています。
今作は 台風に閉ざされた孤島の洋館で繰り返される連続猟奇殺人 
の謎を追う大きな意味でのミステリーです。

そのため ミステリー色が強いエピソード1に対して
エピソード2以降 ある特殊な設定で物語が語られるようになります。

前作「ひぐらし」をやっている人は大丈夫だと思いますが
この作者のゲーム初めてで この作品を「ミステリー」として遊ぼうとするひとは
その特殊世界の成り立ちも含めた謎も含めて「ロジック」で考える遊びと考えるといいですよ。

気になったのは
 ・いくつかのシーンが「編集されてない」感が強く 冗長で読んでてつかれる
    ここをもう少し絞ったほうが物語にメリハリが出てよくなる気がします。
    それにあわせて 画面演出もくどいときがあったかな。  
  
 ・エピソードごとに増える「あちらのキャラクター」たち
    エピソード進むたびに あちら系のひとの出番多くなり
    お話によって主要人物の描写が空気すぎるときがあるのが  
    
 ・ループ前提でないBGM 一部のSEがしょぼい
    ループ前提のBGMでないのでつなぎに「無音」になる時間がある。
    「無音」は演出とも取れるのでサウンドノベルとしてはどうなのかな。
    SEも場に合ってない効果音いくつかあったかな。
    これを味といわれると返せませんけど…。
   
相変わらず ボリュームはすごかったですが
最後まで興味が切れることなく読み進められる面白さはありました。

今後発売されるであろう後編では
これら魅力的な謎に魅力的な答えがあるかどうかはわかりませんが
考える楽しさは十分提供してくれましたよ。

ネタばれ感想はこちら

おまけ① 「うみねこ」快適プレイの仕方
このゲームは選択股がありません。なので、コントローラー持つ必要ありません。
コントローラーを持つとどうしても先が気になり
せかっくの声優さんの迫真のボイスをスキップしがちになるので
いっそのことオートモードにすると快適ですよ。
 
Configで メッセージ速度 6 オートモード 7 にして  R1でオートモード で
お茶でも飲みながらドラマでも見るように遊べますよ。

おまけ② トロフィーのこと
このゲームにもトロフィーあるんですが 
ゲームを普通に進めるだけでとれるあるトロフィーが
ゲットできないことがあります。

あれ、トロフィーなんでこれだけ取れないの?って思った人はこちらへ
トロフィー情報なので 別ページにしました。

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