PS3「バイオハザード6」感想 シナリオごとに味わえる異なる「バイオらしさ」でいつもよりちょっと贅沢サバイバル

バイオハザード6(特典なし) バイオハザード6

PS3「バイオハザード6」感想です。

★3+1のシナリオでバイオの魅力を振り分け

今作ではひとつの事件を4人のキャラクターの視点で描き
各シナリオごとに違った恐怖が味わえるのがうり

 レオン編
  ホラーアドベンチャー担当シナリオ
  恐怖という意味では一番怖かった!
      ゾンビのわらわら感にハンドガンでジリ貧になりながらも
  生存者と一緒に立てこもったり 逃げ回ったり
  ちゃんとサバイバルしてる感がしっかりあります
  バランスがとてもいいシナリオでこの路線で今後のバイオ作ってほしいなあ
  
 クリス編
  バイオハザードのアクションシューティング担当シナリオ
  敵も味方も射撃メインでレオン編と比べるとバンバン銃撃てるのが気持ちよい
  その分、アクションとしての難易度は一番高くて
  超大作アクション映画ってかんじにどんどん規模が大きくなっていくのがいいね!
  
 ジェイク編
  追跡者にひたすら追われる恐怖担当シナリオ。  
  頻繁には出てきてしつこいかんじはあるけど
  他のシナリオにもしつこい方々いたので、もうちょっと工夫ほしかったかなー
  どちらかというとジェイクとシェリーの
  もどかしい関係のほうが気になるシナリオでした
  それにしても半年間も○○されちゃっても平然と普通な精神の二人には笑った。

 エイダ編
  ゲームクリア後に現れるシナリオ。
  メインの3シナリオではトンと見なかった
  バイオらしいパズルやギミックが満載で個人的にちょっと嬉しかったです。
  クールなイメージな彼女の独り言がすごく多くて
  一匹狼の寂しさがなんともいえなかったよ!

と4つのエピソードにバイオのテーマを分けたことで
やりたいことがはっきりしてゲームプレイの密度が濃くなった気がします。

★意識しないで遊べるマルチプレイ

オンラインでパートナとしてゲームに参加できるマルチプレイ。
マルチプレイというとちょっと敷居が高そうですが
このゲームではプレイ中いつでも途中参加OKで相手を待たずに始められ
オンラインを意識しないで遊べるように設計されています。
そして新要素として「クロスオーバー」と「エージェントハント」が追加されました。

 クロスオーバー
  シナリオ上別の主人公と合流するポイントで
  マッチングを行い、最大4人で遊ぶことが出来るシステム
  
  相手を狙撃で支援してあげたり、ちょっとした競争になってたり
  バリエーションに富んだシチエーションは新鮮
  さすがに同じタイミングで同じシーンにいることはなかなかなくて
  あまり体験できないのがちょっと残念
  狙いは良かったんだけどね。

 エージェントハント
  特定のシーンで敵としてシナリオに参加できるモード

  自分でクリーチャーになると
  いかに彼らの仕事が大変なのかがよくわかります(笑
  だけど進入される側になるとこれがとても手ごわい
  AIとは違う動きでこっちが倒れても容赦ない!
  しかもどこにプレイヤーがまぎれてるのがわからず
  気がつくと真後ろにいたりして 超恐怖!
  実はバイオ6で一番どきどきしました
  その分 難易度が上がるのでその点注意

★わかりやすく身近になったQTE だけど…

QTEとは
イベントシーンを表示されたコマンド入力の成否で進行させる手法のこと。
ゲームとして成立しにくいカメラワークが必要なアクションシーン等で
自由に演出でき、一定の緊張感も入れられる便利な手法ですが
バイオシリーズでは唐突に入力を迫られたり 理不尽に即ゲームオーバーになったり
あまり使い方が良かったとはいえませんでした。

今作ではその「QTE」をイベントだけでなく
ひとつの「操作」として操作として通常のゲームシーンでも積極的に採用。
そのため唐突さはなくなり、演出的にもより映画的になりました。
特に敵にしがみつかれたときなど危機的な状況での
「QTE」的な演出&操作がうまくなじんで緊張感が倍増!

とゲームシーンがより映画的になったように
イベントシーンも可能な限り操作できるように設計されていて
ゲーム中にカメラ演出が入りながら操作できるイベントが多くなってます。

だけどこれが実はあまりうまい調整がされてません
キャラが画面に映ってない状態でも操作しなきゃいけないところがあったり
カメラがぐるぐる回ってどっちに移動したらいいのかわからなくなったりと
演出に懲りすぎて肝心のゲーム操作がままならないシーンにうーん

制限時間もシビアなうえ失敗すると一発でout…
せっかくQTE入力よくしたのにこれのせいで帳消しなかんじ
イベントを繰り返し見させられるのはユーザーの本意ではないので
何とかしてほしかったです。

結局QTEが悪いというよりも
理不尽に1発でOUTなのがストレスなんだろうなあと思いました。

★その他気になったこと

 ・オートセーブがわかりにくい
   コンティニューポイントだからといってセーブされず
   セーブされたかどうかわかりにくいのでちょっと困る
   コンティニューポイント=オートセーブポイントにしてほしかった

 ・チャプターが長い
   オートセーブがわかりにくいので必然的にチャプタークリアまで遊ぶんですが
   チャプターがちょっと長すぎる気がする
   初見で1時間30分ぐらいかかるしセーブがいつできるかわからないせいで
   ちょっとつかれちゃうかな

 ・人によってはカメラ酔いする
   カメラがキャラに近くて大きくものが動くのでカメラ酔いしやすい
   あと自分の意図しないカメラの補完も酔いやすいポイントになってるかな
   迫力があるのはわかるんだけど…

★まとめ

ボリュームは過去作でも最大級
シナリオにバイオらしさを振り分けることで
やりたいことがはっきりしてまとまりはよかったです。 

やってみると自分はこれがバイオだなあって思える部分がどこかにあるんじゃないかな
で、いくつかのバイオらしさを見てみて
個人的にはバイオはアクションシューティングより
ホラーアドベンチャーよりのほうがいいなあと思いました。
アクションにするとどうしても操作のもどかしさが気になるんですよね。

100点満点で85点

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