wII「ゼルダの伝説 スカイウォードソード」感想です。
クリア時間 46時間59分
このゲームの特徴は「Wiiモーションプラス」を最大限利用した「アクション」
その中でも売りは「リモコン」を振る方向と連動した「剣振りアクション」です。
★自在に剣を振れるチャンバラ体験
「モーションプラス」を生かした「剣」と「盾」を駆使した戦闘が直感的。
リモコンの振り方で「縦」「横」「斜め」「突き」と
自在に繰り出せる剣撃で相手の構えのすきに「剣」を振るったり
逆に楯で攻撃をはじいて一撃を見舞う等
「してやったり感」がすごいんです!
で、敵も達人クラスの敵になると
こちらの構えに合わせて 対応してきて
その隙のなさにおもわず間合いをとりたくなる感じで
緊張感が半端ないです。
一つ一つの戦闘がとても「濃厚」な体験をさせてくれます。
★ゲーム1本作れる「要素」がふんだんの「フィールド」
「ゼルダ」といえば「ダンジョン」の謎解き。
今作はいくつかの地域に区切られた「フィールド」を冒険するスタイル。
各エリアがつながっていないかわりに 作りこみが半端なく
シリーズ最大クラスのボリュームのギミックが仕込まれています。
今までのシリーズでは「ダンジョン」で「謎解き」ってかんじしたが
今回は「ダンジョン」にいたる「フィールド」にもたくさんの仕掛けがある設計。
そしてその「マップ」実態が大きなギミックになっていて
作りこまれた地形が後半で意外な「使われ方」されていたりして
訪れるたびに今回はこのマップどう使ってくるんだろうってそのアイディアにどきどきします。
わからなくなっても「シーカーストーン」で映像ヒントみれるから安心!
でも悔しいから見ないんだけどね!
★「世界」を感じるグラフィックたち
「ロフトバード」で飛ぶ「スカイロフト」の空は美しく
遠景が絵画調タッチになる表現はとても素敵で
やわらかい世界がそこにあるようでした。
そしてその「スカイロフト」に住んでいる「住人」たち。
頭身は高いけど「猫目ゼルダ」のキャラのように愛らしく
どのキャラクターみても「個性」たっぷり。
夜に昼とは違う姿を見せてくれたり
彼らの意外な悩みを解決してあげたり
見た目だけでなくその行動やしぐさが「生きたキャラ」を作ってます。
★まとめ
ゲームとしては期待通りの大満足です。
ゲーム中に適度にモーションコントローラーの「ずれ」を調整しないといけなかったり
一部の操作の反応が鈍かったり操作性にはちょっと気になるところもありましたが
このモーションプラスの「体験」の楽しさのほうが強く
気がつくと「ゼルダ」の世界にどっぷり。
「マスター」と慕う献身的な「ファイ」
えばってるばかりの「バト」の成長
そして「伝説」としての「ゼルダ」
「リンク」の戦いが終わり「スタッフロール」で流れた
「もうひとつの冒険」でちょっと心があつくなりました。
100点満点で100点。
ボリュームたっぷりでWIiでしか体験できないとてもいいエンタメでした。
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