日本のゲーム業界元気がないのは DSのせい? そんな話題に私考えてみるよ 

朝起きたら DSのせいで日本のゲーム業界おわっちったなんて話題になっていたので
考えてみるよ
まず軽くフォローしてあげるとオリジナルの発言はそこまで強くDSで終わったなんていってませんよ。
ちゃんとその話の前後のツイッター見てあげてくださいね。ただのつぶやきだしね!(でもネタありがとう!)
そもそもゲーム業界は終わってなんかいませんもの。
いまは業界の新陳代謝の時期で皮膚から血が出るほどこすってるけど やさしい目で見てくださいね!
さてみなさんご存知のように DSのせいかどうかはおいておいて
日本のゲーム業界が世界と差がついたのは事実です

今のPS3/XBOX360の基本技術は海外ではすでに PS2全盛期にPCのゲームでで作っていましたから。
どうしてそうなったかというと難しいので省いて話すと
PS2まではチップ(ハード)で出来る技術が決まってしまうかんじだったのが
プログラム(ソフト)で新しい技術を作れるようになったのが大きいです。
ハードの進化はゆるやかですがソフトの進化はすごい早いので 新しい発想の
表現がPCでどんどんでてきました。
もちろんPS2はハード依存の技術しか使えないので差がでてきたんです。
あ、PS2オリジナルの裏テクとははすごい進化したんですけどね(笑)
で、その中で出てきた次世代機XBOX360 PS3です。
PCの性能も ゲームに特化したゲーム機には勝てない(もしくは高すぎる)時代が続いていたんですが
それが逆転しました。
ちゃんとPCゲームの歴史をみると 段階を踏んで進化してきたんですがコンシュマー畑しか知らない人から
みるとまったくの異世界だったんです。はやっているゲームもコンシュマーと大きく違っていましたし
当然人気ジャンルにあわせた技術研究がされていました。
まあ、あんまり世界のことなんて考えてなかったですからね。このときいやっていうほど
世界を見せられたんです。
作り方もいままでのコンシュマー開発の知識だけでは通用しない感じでした。
でもハードが普及してくれればいやでも そっちにいったと思うんですが残念ながらPS2のときと比べると
非常にゆっくりで とても市場として勝負できるかんじに見えなかったんです。
この躊躇がいけなかったのかなあ。様子見期間が長すぎて 普及してから行動っていうセーフティな考えがいけない。 
正直日本では「私たちが普及させるぞ!」っていう心意気は弱かったと思います。
だって開発者だってHD開発してるのにいまだに家のTVSDの人で満足しちゃってる人もいるんですよ。
考えがTV発想がいけなかったなあ PCでゲーム作ってるのにね。もの前のことが一番見えにくい典型ですね。(笑)
で、順調に普及が進んでいたDSに目が向いちゃったかなという感じです。
あ、PS2とおんなじ知識できるし 普及してるし いけるかなあって。
でもだからといってDSが業界わるくしたなんて思ってないです。
むしろチャンスをくれたと思います。
確かにDS開発していない開発にはHD開発のお仕事はこないかもしれません。
でも3DS等の開発は十分できるとおもうのでちゃんとお仕事できている会社は大丈夫だとおもいます。
もちろん世界で通用するかはべつですが 世界に通用する必要もない気がするんですよね。
大事なのはDS系(SD系)だろうがHD系だろうが失敗してる会社と成功している会社があるということです。
どっち派につくから勝ち組 負け組みなんて簡単じゃないです。
あえていうなら変わり身が早いところが勝ち組です。

変化がない世界はつまらないし 変化がないということは勝ち組がずっと必勝です。
そんなのいやなのででこういったふるいにかける
むしろ過去の栄光に胡坐をかかない謙虚なひとや会社が生き残るカオス、私大好きです!
 →ゲーム業界のはなし 掘り出しもくじページ。

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コメント

  1. 狛犬 より:

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    ぐふふ、この記事は面白い!
    今年見たゲームブログのベスト5に入ります。
    DSにかまけている間に立ち遅れた…とか、当て嵌まるクリエーターも多分いるとは思うんですが
    全体感としては、それだけの要因じゃ片付かないだろーと思います。
    あと、おっしゃる通り皆が世界を意識する必要はありませんよね。
    国内でしか売れないようなゲームでも、それでコンスタントに数字を取れるならそれは優れた商材ですし。

  2. ノウスウ より:

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    昨今の隣の芝生現象に嫌気が差していますが、ここ数年海外メーカーがブイブイ言わせているのはやっぱりお金が沢山有ったからだと思います。
    凄いCGもポリゴンも全て人間が作っています、作っている人間を雇うにはお金が掛かります、故にお金が沢山あれば凄いCGやグラフィックが可能になるという寸法。
    北米ではまだ凄いグラフィックが通用する市場でしたのでそれが受けたのでしょう。
    ただ昨年は北米市場も売り上げが縮小、人気シリーズ作も大きく数字を落としたものがあるため、海外も斜陽でしょうか。
    ゲーム業界は隆盛が激しいなぁ
    (-"-;A

  3. ううたん より:

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    >ノウスウさん
    海外一見うまくいってたきがするんですけど
    じつはそうでもなかったりするんですよね。
    売り上げ本数 = 利益ではないので
    ふたをあけるとなぜその本数で赤字ってびっくりします・
    海外ソフトは成功でも失敗でも額がものすごいです。
    ものすごい本数売れても大失敗大作タイトルもおおいので
    最近は国内海外もゲーム開発へのお金のかけかた改め中です。

  4. ううたん より:

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    >狛犬さん
    計算できるタイトルはその額が少なくても優秀ですよね。
    でおもそういうタイトルって 本当いろいろリサーチして
    その結果に素直にみれないとなかなか。
    はやりすたりがあるのを気がつくのおそかったかな
    というかあまりに急激に感じたんですよね。
    そんなばかな!RPGは鉄板じゃなかったのか!って
    次世代機はコンシュマーよりもPCゲーム文化のゲームの考えがすんなりはまる感じだったのでその流れで現在にいたるという感じです。
    この大変ないまこそユーザーさんの声聞いて本当に遊びたいものです。

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