PS4「PSYCHO-PASS サイコパス 選択なき幸福」感想。ストーリーは及第点だけど、周回プレイするには魅力ないマルチサイト展開にチープな演出、システムでがっかり。


人気アニメPSYCHO-PASSのノベルゲーム、PS4「PSYCHO-PASS サイコパス 選択なき幸福 」感想です。

★ゲームオリジナルのサイコパスストーリー

アニメ第1期のキャラクターたちにゲームオリジナルキャラクターを追加したゲームオリジナルの物語が楽しめるアドベンチャーゲーム。BGMや主題歌がアニメそのまま採用され、スマホを使ったコンパニオンアプリでの連携もウリ

★2つの視点から物語を紐解くマルチサイト採用なんだけど……

このゲームの特徴は一つの事件を立場の違う2人のゲームオリジナルキャラ
監視官「くがたち」 執行官「劔」の二つ視点で描くマルチサイトな構成。

っていうことは二つの視点を見比べながら徐々に事件の真相に迫っていくスタイルだな!とすごく期待をしたんですがそんなことはありませんでした。

2つの視点に分かれているけど2人ともほぼ同じ状況に遭遇しその選択もほぼ同じ。
事件に関して片側だけしか知らない事実というのはあるにはあるけどストーリーラインがほぼ同じなので
一回クリアしたあとに次のキャラを選んでもほぼ周回フレイな印象なんです。

じゃあ何が違うのかというと……

★大きな変化は中盤の個別イベントとエンディング

事件の流れが大きく変化することはないため捜査の仕方に対する各事件の結果が変わるいわゆる差分程度の変化がほとんど。
中盤に挿入される各キャラとの個別イベントとエンディングが違うところ。

その他細かい変化もあるんでしょうが私はそこまで遊べませんでした。
なぜかというと……

★繰り返しプレイに全く向いてないシステム設計

このゲーム、選択の結果によって変化する個別イベント、エンディングをたしなむゲームなのに、どの選択を選んで進めたのかがわかるフローチャート等はありません。

なのでスキップ機能とこまめにセーブ機能して進めるしかないんですが
ほぼ同じシーンでも一部が違うと既読スキップができないため、既読スキップに意味ないのです。
また、ロード時にどこでセーブしたかサムネイルとテキストでわかるようになってるんだけど
この表示が非常に遅いため非常にストレスなのです。

ほとんどがシーンの差分的な内容であろう中盤までのシーンを選択股まで強制スキップさせ個別イベントとエンディングを回収するのは作業以外の何物でもないとかんじでしまったのです。

★きになること

・演出がチープ
背景真っ黒でほぼキャラ顔絵カットインだけで終わっちゃうアクションシーンや取ってつけたようなエフェクト演出が画面に乗るだけだったりして次世代機のアドベンチャーゲームとしてはちょっとお粗末かな
これなら一枚絵でびしっと決めてくれるだけのほうが良かったなあ

・ほしいところに絵がない
事件内容はTVシリーズにも負けないえぐいシーンがあるのにそういうシーン限って全く絵がない。
直接的である必要はないけど色相が濁るぐらいの選択の結果にはそれにふさわしいイメージを挿入してほしかったなあ。

・アプリ連携はあんまり意味ない
ゲーム本編を補完するスマホのコンパニオンアプリ連携
コンパニオンアプリはスマホでTIPSや色相変化、あとたまにキャラから電話がかかってくる(!)機能が楽しめるものなんだけど、やっぱり2画面見ながら遊ぶのはちょっと落ち着かない。

あとは色相の変化とかフラグの変化がわかりやすい仕組みがあるんだからへんなアプリに実装しないで
ゲーム本編でも気楽に確認できるようにしてほしかった

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★まとめ

各事件のモチーフは悪くないけど物語としてのカタルシスはあまりなく終盤の展開がちょっと個人的に拍子抜け。キャラメインならTVで出番少な目だったキャラたちにもまんべんなくスポットが当たってるのでいいのかも。

単純にクリアだけだとボリュームは少なくかんじ、かといってすべての展開を見ようと思うほどの魅力はないかな。あと全体的にちょっとチープな作りなのもどうかなあ。(システムやUIとか)
あと記憶喪失な捜査官の誓湯さんがなぜその状況で普通に配属OKなのか最後まで違和感が残ってシナリオに集中できなかった。(だって全然記憶なさすぎなんだもん)

100点満点で45点

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