PS4「インファマス セカンドサン」感想 超高速で壁を駆け上がり、ビルからビルへと飛び回る。広大なオープンフィールドを移動するだけで楽しいヒーローアクション

inFAMOUS Second Son

PS4「inFAMOUS Second Son」感想です

★インファマス セカンドサンとは?

Sucker Punch Productions開発のインファマスシリーズ3作目
オープンフィールドで超能力をもったヒーロー「デルシン」が活躍するTPSゲーム

特徴は超能力をいかした自由度の高い移動とアクション、
プレイヤーの行動によって善のヒーローにも悪のヒーローにもなれること

世界感は共有してるがストーリーは前作のつづきではないので今作から初めても問題なし
インファマス2のみ序盤だけプレイ経験あります


★広大なオープンフィールドを移動するだけで楽しい

このゲーム とにかくパワー(超能力)をつかった移動が超爽快
煙になって障害物をすり抜け換気口を使ってビルの屋上まで一気にジャンプし
自身を光に変え超高速でビルの側面まで垂直に駆け上がり
グライダーのように空を滑空したりと
縦横無尽にビル群を飛び回りまわるのがすごいきもちいい!

能力単体でもたのしいけど
車を足場にして車を爆発させた反動で大ジャンプしたり
モノレールの上に乗って移動してみたり
アンテナの電波に乗って空を高速で進んだり
町にあるオブジェクトをつかった特殊移動もあって
町を探索してるだけであきさせません

そしてその非日常な動きをみた市民の
リアクションもいいんですよね

自分だけが特別だってかんじるこういう細かいところ含めて
ヒーロー感をうまくだしてるなあって思います


★ヒーローだけどおれつええー感はそんなにない

ヒーローが主人公なので
なんとなく「これって無双系のおれつえー感味わえるゲーム」って思う人いるかもですが
主人公であるデルシンは無力な市民にはめちゃ強いですが
敵にはそんなに強くない、むしろいつもジリ貧なかんじです

というか敵もコンジット(超能力者)のため、
プレイヤーが屋上に飛んで逃げればそれを追っかけて飛んでくるし、
(パワーで足場になる岩を作りすべりながら飛ぶ姿がかっこいいんです!)
ビル壁に岩をはやしてそこから狙撃したりとダイナミックな動きで
チームで襲い来るのでデルシンもたじたじ

さらにプレイヤーが高速に移動できるゲーム性のためか
敵の射撃はどんなにはなれても百発百中クラスの命中率!

真正面から戦うと勝ち目がないので
逃げながら戦うヒーローといったかんじのバトルになってます

えー、なんかヒーローぽくないなあってかんじですが
このゲームの戦闘のきもは「移動」
立体的に移動しながら敵を翻弄しつつ戦うことができるとすごくかっこよいのです!

そんなデルシンだけど敵をやっつけることでためる必殺技のときは別人
その範囲をまさにすべて壊滅させる威力があるのでその逆転感がたのしいんです!


★善か悪か

デルシンの行動によって
「善」か「悪」にカルマが変化します

カルマの変化によって
イベントシーンや一部のミッション内容が変化したり
使えるパワーがかわったしますがゲームの面白さが大きくかわることはないので
あくまで雰囲気要素だとおもって気楽に選ぶといいと思います

だけど実際この選択がかなり重い
救済するのか 殺すのかみたいな究極の選択みたいなのが多く
デルシンはわりと過去の行動に悩んだりしないので
本当に「善」なら「善」「悪」なら「悪」なヒーローになるんです

私は「悪」でプレイしたんですが
えー、まじデルシン!いやその選択えらんだけどさ
ほんとにやっちゃうの?っていったかんじ
感情に流され安易に結果を求める堕ちたヒーロー展開は結構好みでした!
まあ、ちょっと頭悪いチンピラっぽいかんじはしたけどね

ストーリー展開以上にカルマ変化で驚いたのは市民の反応
すれ違うたびに恐れられたり ののしられたり
挙句の果てに住人集団に追い掛け回され
集団リンチされたり…↓

ゲームでもそんなに嫌われていたのわたし!って
ちょっとショックでした


★ながらでできるサブミッションがほどよい!

大きなサブミッションの目的は「エリア開放」

「エリア開放」することで
そのエリアに用意されたミッションをクリアすることで
支配率がさがっていき0になると開放されるしくみ

開放することでエリア間のワープができたいり
巡回してる兵隊がいなくなったり
ちゃんと「開放した感」ばっちりで達成感もばっちり!

ミッション自体は カメラを壊せとか ドローンを壊せとか
シンプルなものが多くメインストーリー進めながら
つぶしていけるからやれちゃうんです

このながら感がちょうどよいインファマスのサブミッションなのです


★おんなじような展開がきになる

ストーリーは現実の世界を風刺した演出があったり
モーショングラフィックを使ったキャラクターの回想等がわりと好み

ラストの盛り上がりは結構よかったのに
エンディングがちょっとあっさりというか
カタルシスがちょっと足りないかなと思ったぐらいです

だけどメインストーリーの「展開」は少し気になった
主にパワーを得るときの「展開」が

追いかけっこをする

パワーをゲットする

コアリレーを探して能力を手に入れる

追いかけっこをする

とほぼ同じなのが気になった。

この展開にパワーのチュートリアルも
兼ねているのはわかるんですが
毎回この流れだとなあ

★まとめ

100点満点で90点

PS4の性能をゲーム的にもビジュアル的にも
満足できる体験ができる良作

ただ適当に移動してるだけでも十分たのしいです!
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コメント

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