バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション
PS3「バイオハザード リベレーションズ アンベールド エディション」感想
バイオハザード4と5の間でのジルさんとクリスさんの話です
★しっかり原点回帰!
最近の派手な展開なアクション展開の超大作もいいけど
やっぱりバイオはあのホラー閉塞感がいいんだよねという人
お待たせいたしました。今作でしっかりそこに原点回帰です!
①舞台はバイオ1の館を連想させる「豪華客船」
メイン舞台は豪華客船「クイーン・ゼノビア」
シリーズが続くたびに「館」→「町」→「世界中!」と規模が大きくなってきた中
「豪華客船」から脱出というシンプルさが逆に新鮮
だからといって外伝的なこじんまりさはなく
サブエピソードで物語の広がりを見せつつ
元祖バイオな閉塞感を残しているのがいいんです
②探索中心のゲーム進行
「鍵」や「ギミック」を解きながら移動範囲を広げていく探索中心の展開
調べることに夢中になり振り向いたら「ギャー」みたいに恐怖シーンや
一度えらい目にあった場所にまたいかないといけなかったりするのが怖い!
探索は「恐怖」と相性いいなあと改めて思ったです
③逃げ場がない船内でサバイバル
逃げ場がない船内をずるりずるりと迫るクリーチャーたちを
弾数を気にしながらしっかり狙って戦うホラー感が味わえる戦い
最近のバイオのようなアクションスター的な活躍ではなく
何発当てても止まる事なくゆっくり確実に追い詰められてる感がどきどきする!
全部の敵を倒そうと思うと「弾丸」が心もとないかんじのバランスもいいね
またバイオ4からおなじみになった賛否両論の「QTE」は今作はなしです
★スキャンで探索感とホラー感アップ!
「スキャン」とは
「主観モード」に切り替わって特定の対象物をスキャンしてデータを解析できるもの
ゲーム的には隠されたアイテムを発見したり
敵をスキャンし続けることでご褒美で回復アイテムもらえたりします
このスキャンしないと発見できない「アイテム」の存在で
ぱっと見の配置アイテムが心もとないかんじになってって
「つねに足りないかも!」っていうどきどき感があるのがいいね!
この要素で探索感がすごくアップ!
何もない部屋にも探索する意味がでてくるのもいいね!
だけどそれ以上にこのスキャン、ホラー感アップに大きく貢献してるのです
回復薬欲しさにクリーチャーの死体をスキャン中
突然むくりと起き上がって「し、しんでなかったのー!」とか
弾丸欲しさに部屋中スキャンしてるとき 背後にどしんとおとがして
そのまま振り返ると「ぎゃー」とか
「主観視点」だからこそ出来る恐ろしさがいいかんじなのです!
★まとめ
最初は日本語吹き替えにちょっと違和感あったけど
なれるとぜんぜんきにならなくなるのが不思議
グラフィックはさすがに現行のPS3クラスとはいえないけど必要十分。
ボリュームはナンバリングにはかなわないけど
遊んだ満足感は高いので気にならない。
なによりゲームバランスがとてもよい。
終盤まできっちり緊張感感じる弾薬の数や敵の配置構成がいいし
最後まで怖さかんじながら遊ぶことが出来ました
最近のバイオシリーズ満足度では
リベレーション=6>4>5 といったかんじです
100点満点で85点
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