[ゲーム感想]銃声とダイヤモンド/PSP サウンドノベル SCE 95点

銃声とダイヤモンド
銃声とダイヤモンド

PSP銃声とダイヤモンド感想です。
交渉をテーマにしたサウンドノベル。

とにかくストーリー展開がすばらしい。
基本はすごく硬派なドラマ展開なんですが
事件が進むにつれて「えー!!」っていうような展開が○
海外ドラマ24的なサプライズ展開なんです。

そしてあくまで交渉のゼロ課視点でえがき、
余計な描写をしない点も好感。
キャラクターたちも全員魅力的で
掛け合いがすごく楽しい。

そのキャラクターの組み合わせが秀逸で萌えますよ。
交渉人「鬼塚」さん と女捜査官「神崎」さん
天然「高梨」さん と 変人「佐伯」君
SIT隊員の中年エース「北村」さんとそれを支える女隊員「西脇」さん
犬の「モッケイ」さんも○
などなど やばい私のつぼばかりですよ。

本当 このスタッフさん キャラクターの魅力の引き出し方うまい!
グラフィックはリアルな造詣ではじめ見るとなんだかCGっぽさが残ってて
気になるなあっておもったんですが 交渉パートなど 
表情の作り方がうまくて とても愛着がわきます。

本当コロコロ表情が変わって楽しい。
ゲームはストーリーパート 交渉パートの二つがあり
ストーリーパートはサウンドノベルで事件の概要や交渉へのヒントがちりばめられ
交渉パートへ という感じです。

交渉パートではリアルタイムに会話が進むシステムで
その中で表示される選択股を犯人が怒りで逆上しないように
うまくこちらの意図に合わせて交渉していきます。

これだけ聞いたら それって面白いの?って思うかもしれませんが
雰囲気づくりがすごくいいんです。
ちゃんと相手の気持ちになって
選択しなければいけない感じが出ていていいんですよね。

あえて選択をしないことで新たな選択がでたりします。
ちょっとしたことで犯人が怒って人質に銃向けたりするので
その緊張感がたまりません。

でも、犯人が感情的になることが交渉への突破口になってたりするので
その駆け引きがいい!。
犯人に合わせつつも 時にはあえて挑発する交渉人のイメージが
ぴったりゲーム性にはまっています。

グラフィックも表情表現がうまくて思わず手に汗握ります。
「落ち着け 犯人! っていうか落ち着け私」っていってしまいますよ。
そしてなんといっても気持ち盛り上げる音楽が最高!
冷静ながらも目的には妥協しない大人な会話してる感が
表現されていて 交渉パートのせめぎあいがすごく盛り上がります。

交渉パートでの正解がわかりにくい展開があり そこで詰まると結局
総当りになってしまうのが残念ですがそこを差し引いても
このゲームならではの魅力のほうが勝っている名作です。
ダウンロードでも購入できるのでぜひ!
 

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