天守閣座談会とは
ゲームにまつわる話題をぼやーっと業界の人たちではなすゆるいお茶会
<登場人物>
①姫子さん 会社のえらいひと
②ニノ倉さん えらくない人
③社長 もっともえらいひと いつまでも子供
④キムラさん プログラムのえらいひと ちょっとマニアック嗜好
どこまでがネタバレ感想?雑談
ねえー、「桃太郎」ってどんな話?面白いの?
なんかみんな知ってるていで話すんだけど…
あ、でも社長、ネタバレされると楽しめないタイプだから
ネタバレなしで感想おしえて!
え、社長知らないのかよ 「桃太郎」
桃太郎っていうのはなあ、桃から生まれた桃太郎が…
あ!それネタバレじゃないの!
ネタバレじゃない感じで面白いかどうか感想聞きたいの!
え、そうなの。うーん。
ネタバレなしで桃太郎かあ、
どこまでがネタバレかってむつかしい問題ですよね。
ならさ、誰がネタバレなしで桃太郎の面白さを伝えられるか
やってみようぜ、あ、キムラおまえも、参加な。
え、私もやるの?
ふーん、いいですよ。
感想だったら自信がありますよ。
今回、ネタバレを「桃太郎」で考えてみよう!
「桃太郎」はこんな話
桃から生まれた桃太郎。
おばあさんからもらったきびだんごで 犬、サル、キジを従えて鬼が島の鬼を退治し、手に入れた財宝でしあわせになるのだ。
では一番手 はわたし!
「ニノ倉さんのネタバレなし桃太郎感想」
桃から生まれるって言う発想がまずすごい!
どんぶらこと川から流れる「巨大桃」がシュールでいいですね。
きびだんごですぐ仲良くなる「犬」「サル」「きじ」もかわいい!
だけど闘うとその勇ましさとのギャップがいいです。
仲間とともに鬼をばったばったと倒してくクライマックスがスカッとします。
さわやかでみんな幸せになるハッピー冒険物語です!
お、おまっ…!
桃太郎ネタバレしすぎだろ!
あらすじ紹介してるだけジャン!
これじゃ、映画館でただ確認するだけでおわっちゃうよ。
もっと、話の筋は分からないようにいわないとさ。
ぶっちゃけストーリーよりも勢いだって!
でもここがなくっちゃ楽しさつたわらないですよ?
話なんてどうでもいいんだよ。
面白さ伝わればそれでOKさ
しょうがねえなあ、これが「ネタバレなし感想」だ、ほらよ
「姫子さんのネタバレなし桃太郎感想」
まさかの桃生まれの勇者「桃太郎」伝説!
そんなばかなの組み合わせが見事にはまってるんです!
桃を捌くおばあさんのなたぎりぎりで回避する桃太郎に
生まれながらの勇者をみた!
これをやられたら勇者とみとめるしかない!
旅立ちに持たされた「きびだんご」の秘密に
道中に立ちはだかる「獣」の謎、そして「鬼」のバトル…
伝説のすべてがここにある!
エンタメ超大作の名に恥じない傑作!
おすすめ!
なんかすごく間違った方向に煽ってる気がするんですが…。
きびだんごに秘密なんてありました?「獣」って!
とってつけたようなおすすめ!っていうのもなんだかなあ。
それに感想っていうより宣伝っぽいね。
いわゆるステマ感想?
な!なんだよ、文句ばっかり言いやがって
じゃあ、キムラ、いってみろ
んー、わたし?
じゃあ…
「キムラさんのネタバレなし桃太郎感想」
おじいさん、おばあさん あのしわの向こうになにをかんじてるんだろう?
桃から生まれたことを近所にひたかくししながら 育てた「桃太郎」
そして突然の「鬼退治」宣言に微笑みながらの「きびだんご」
だんごだけで伝わる桃太郎への想いに
わたしもあんな年の重ね方をしたいものだと思いました。
家族の純愛がここにあった。
ちょっとおじいさんおばあさんにばっかりむけられすぎです!
主人公 桃太郎!
っていうか、なんで「家族愛」になってるんだよ。
「桃太郎」は勧善懲悪勇者伝説ものだろ?
さあ、社長、
どの感想がネタバレなし感想が良かった?
やっぱり私だよな?
そもそもだいぶネタバレされた気がするんだけど
気のせい?
社長、もう「桃太郎」楽しめない気がする…。
………。
といった感じです。
感想やレビューを見て購入するかきめる人多いと思うけど
心配なのは「ネタバレ」が含まれてる可能性があること。
私もブログに感想たくさん書いてるけど
一体どこまでならOKなのかいつもなやむのです。
でも大体面白いところってだいたい「ネタバレ要素」なんだよね
うーん難しいなあ。
公式のあらすじまでならいいのかなあとおもったりするけど
そういうのに限ってほとんど最後の展開まで書いてあったりするし
そう考えると映画のPVってすごいうまくできてるなあ。
映画のクライマックスの連続編集で目を引くけど
話のつながり分からないようになってる。
でも、逆にそういう話じゃないのかよ!っておもうこともあるけどね。
コメント
面白い話題ですね
自分は起承転結でいう、承の部分と、補足として起があればいいと思います。
観てみようっていう興味がわくギリギリまでかな?
でも結局は、公式PVが一番なんではないですかね。
PVは PV作成のプロがつくってるだけあって興味の引き方がうまいですよね。
ゲームでも作ってもらったPV見たら「なにこれすごくおもしろそう!」っておもっちゃいます。
作り手はPVや予告編でネタバレすごく気にするけど
つながりが分からなければ、結構大丈夫なんですよね。
姫子さんの紹介が面白いですねw
勢いって大切なんだなぁ。こんな映画を見てみたいです!
もしかしたら アニメ実写映画化ブームの後に 昔話実写化ブームがくるかもですよ!
ほんとにまじめに作ったら結構おもしろそうなんですけどね。でもきっと「SF桃太郎」とか別ジャンルアレンジしちゃうんだろうなあ。
ネタバレされると本当につまらならなくなるのかっていうのは「所さんの目がテン」で実験やってました。
ネタバレされていないグループとネタバレされたグループに分けて同じ映画を見てもらい、その後に映画の評価として値段を付けてもらうという実験なんですが、意外なことにネタバレされた方が高い値段を付けるという結果になっていました(映画はシックスセンスとオリエント急行殺人事件)。
なんでも、ネタバレされた方がストーリーの細かい部分まで理解できるからだとか、映画にもよるとは思いますがネタバレされても必ずつまらなくなるというわけではなく、それはそれで別の楽しみ方ができるようです。
詳細は公式ページ(http://www.ntv.co.jp/megaten/)のライブラリーのバックナンバー2011年11月5日にあります。
面白い統計があるんですね!
面白さがネタしってるのと知らないのとでは楽しみ方が違うのかな?
めがてんバックナンバーを見ると映画2度見と同じ感覚なんでしょうね。
でも、あの初めて見た!っていう感覚ってすごく大切な気持ちな気がするのです。