ワナオトコ
邦題のインパクトすごいですが
原題はTHE COLLECTORです。もちろん劇場未公開作
私なんでこんなZ級のタイトルの映画みてるんだろう?
普通だったら私 絶対手に取らないタイトルです。
あおり文句も「その罠 匠の技」ですよ。
なんということでしょう! 絶対だめだよ 見る前から駄作だよ!
ってかんじなのになぜ借りたのかというと
あのフラグ裏切りホラー「フィースト」で脚本デビュー、
そして SAW4 5 6 そして最新作ファイナル の脚本家のひとり
マーカス・ダンスタン初監督 脚本作品なんです。(脚本はパトリック・メルトンさんも)
お気に入りの脚本家が監督デビューしたならみてみるか!って感じで見たんです。
お話は
「金庫破りしに民家に侵入したら そこには謎の侵入者ワナオトコもいた!」
という簡単な?お話です。
犯人のなまえがワナオトコかどうかはともかく(笑)
この民家で何が起こってるのかがまったくわからない!
まさしく「どうしてこうなった!」状態です
家の中をいったりきたり
あ、そこ罠あるよー! とか ここにも罠かよ!なんて
本当なんだこりゃって感じですが それがなんともおもしろい
なんでこんなにたくさん罠あるの?
ワナオトコひまだなあっておもったらいけないです。
監督がこのシチェーションがやりたかったにきまってるじゃない?(笑)
相変わらずこの脚本グループは見てる人の心理を良く考えてますね。
終盤まで展開が読めない。
映画見てるひとであればあるほど
先を予測しながら見る癖ついちゃってると思うんですが
これを先読みしてるかのように進んでいきます。
ちなみに逆の逆の逆みたいな驚きもしかりですよ。
展開はありきたりでも その思考をうまくゆさぶるのがほんとうにうまいんです。
ただ、あまりに予想させないようにしているのでシーンとシーンにへんな間があるのが
ちょっと気持ち悪いかな。逆にいうとこの間のとりかたで予想してる視聴者心理
逆手にとってるんだろうけどね
ワンシチエーションスリラーをお探しでしたら今作は隠れた傑作ですよ。
劇場未公開作にも名作傑作たくさんあるのがうれしいね。
ちょっぴりマニアック映画レビューでした。
脚本家マーカス・ダンスタン/パトリック・メルトンさん参加の映画
SAWシリーズ
→SAW4 80点 ねたばれなし
→SAW5 65点 ねたばれなし
→SAW6 80点 ねたばれなし
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劇場未公開作の傑作といえば この「スケルトンキー」ははずせないです。
本当のサプライズを見たいひとはぜひ!
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スケルトン・キー
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