映画感想 パンドラム 80点 みんな大好き○○映画だと思ってみると意外なオチが! B級映画の力作

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パンドラム
映画パンドラム感想です。
あらすじ

西暦2174年 地球の滅亡は目前だった。
そのなか 人類の可能性がある惑星が見つかり6万人の人類が宇宙船エリジウムで出発。
やがて 2人の宇宙飛行士が冷凍睡眠から目覚めるが
二人とも記憶を失っていた!そして…。
という話です。
ポール・W・S・アンダーソンが製作に回っているということでなんか
良いつきぬけたB級映画だったらいいなあって予備知識もなく軽く見ちゃったんですが
これ すごい力作でした。

傑作ではなくて力作っていうのがポイントです。

映画のタイトルになっているパンドラムは映画の造語で
長期間宇宙で生活していることでかかる ある精神の病のことです。
ん! 宇宙で精神病? + 製作がポール・W・S・アンダーソン?
あ、これでぴんと来た方、そうです。
あの「イベント・ホライゾン」を思い出した方!
実は私もそんな気持ちで映画館に飛び込んでいきました。 
で、ある意味楽しみに鑑賞していたんです。
序盤は登場人物たちと同じで
「ここどこ?」「どうなってるの?」っていうか「私誰?」
って感じのわけのわからず具合がすっごい緊張感です。
あらゆることを想像してここだけでも見ごたえがありました。
でも途中から 風向きがかわってきて、ついに!!
あれ、これ、みんな大好き○○映画でした。
で、ちょっぴり落胆しかけたんですが この映画ここからがすごい。
いつもの見慣れた絵なんですが なんか雰囲気が違うんです。
で、なんか王道からずれたストーリーというか登場人物たちが
見てるほうをさらに不安にさせていきます。
でこれだけだったら まあ、ちょっとがんばったB級だなあで終わったんですが
ラストのオチのつけ方が光る!
このオチだからね そりゃ 私がパンドラムっちゃうよ。
まさかこういう流れにくるとは!
なので 終盤の間延びしちゃってる感がすごい残念です。
最後のシーンにはいろんな意味がこめられていて
とってもいいエンドでしたよ。
こういったひとつのビジュアルでいいたいことを伝えられる作品はやっぱり
きれいでいい作品かなあって思っちゃう。
でも途中はすごいけどね。(笑)
この監督さんドイツの新鋭らしいので 今後 どういった作品とるのかな
ちょっぴり楽しみです。
ポール・W・S・アンダーソンさんも気がつけば大物になってたように
今作のクリスチャン・アルヴァートさんも花開くことを期待しています!
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↓製作ポール・W・S・アンダーソンさんのSF
 いろんな意味でパンドラムとつながるところあるよ
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