映画「るろうに剣心 京都大火編」感想  本格時代劇風におさめられた るろうにワールドと殺陣シーンの迫力は前作以上で大満足。 蒼紫さんの存在が物語となじんでない感は若干気になる

映画「るろうに剣心 京都大火編」感想です

るろうに剣心 京都大火編とは?
漫画「るろうに剣心」の実写映画化の第2弾で2部作の前編

あらすじ
かつて人斬り抜刀斎と呼ばれた伝説の人斬り、緋村剣心は
新時代のおとずれとともに平穏な生活をおくっていた。
だが剣心の後継者暗殺されたとおもわれていた「志々雄真実」が
政府転覆を狙った復讐計画を企てていることを知り…



あいかわらず本格的な時代劇風のなかで
再現される原作の雰囲気がとてもよい

特にキャラ造詣
自分の言動に酔いながらべらんべえ調で語る
悪のカリスマ感が最高な志々雄さんに

無表情な顔にうっすら笑みを浮かべる宗次郎が
戦いのなかで「あ!宗次郎たのしそう!」
ってかんじにはっきりとした笑みになっていくところがポイント高かったり

刀狩の張さんの見た目以上にチンピラな表情がもう忘れられない印象を残したり

どのキャラもリアル調だけどキャラ愛はちゃんと原作準拠で
時代考証なにそれなエキセントリックなキャラたちも
うまくはまってて物語が進行していくのがここちよいです

アクションシーンも地面すれすれな低姿勢ではしりまわる
おなじみな一騎当千シーンあり
1対1で繰り広げられる迫力ある抜刀決闘シーンあり
映画全編でこれでもかと繰り広げられる殺陣シーンがみどころ満点
この点だけで映画1.5本分ぐらいの満足感がありますよ

とここまでほぼ不満点なしですが
1点だけきになったこと
それは人気キャラ「四乃森蒼紫」の立ち位置

キャラ的にはわるくなんですが
なぜそこまで剣心にこだわるかうまく表現できてないかんじ
話の絡み方も志々雄さんの騒乱からずれたところで
「剣心どこだー」ってなっててうーん(それが修羅に落ちたというならそうだけど…)

過去エピソードみてもなぜそれで剣心にってかんじだし
正直いてもいなくても…(キャラファンにはおこられそうだけど)
だけど、今回は顔見世程度だとおもってただけに
思った以上に出番がおおかったのはよいのだけどね

前作に蒼紫さんとお庭番衆がでてれば違和感なかったんだけどなあ
とはいえ映画の面白さを損なうまではいかないし
後編へむけてのもりあげ方がとてもよかったので

100点満点で90点

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