映画エンジェルウォーズ 金髪ツインテールセーラー服女子がマシンガンぶっ放す超空想世界アクション!

姫子さんのゲーム天守閣!-お花見つまみ
映画エンジェルウォーズ感想です。
この映画はある少女が おかれた過酷な「現実との戦い」を
「空想世界」の戦いとして表現した映画です。

300〈スリーハンドレッド〉の監督さん ザックスナイダーさんの映画で監督いわく
「マシンガンを持った『不思議の国のアリス』」といってるだけあって
そのビジュアルに引かれて見るひと多そうなこの映画
本作はその期待を裏切らない「映像」これでもかとみれちゃう映画になっていると思います
まず 物語のはじめのつかみがすごい
描かれるのは
 「可憐なおんなのこが悪いひとに おとしめられるシーン」
重厚な質感で展開される
相変わらずの大胆な構図 ちからずよい演出で
だれるところが一切ないすばらしいシーンでした!
そんなシーンから始まる映画ですが
本作の多くはいわゆる「マトリックス」系の戦闘アクションものです。
いまだったら映画「バイオハザード」っていったほうがいいのかな?
戦う主人公は「ベイビードール」
その名のとおりお人形さんのよう 日本でいう「かわいい!」そのもの
映像の暗さ 重さのなかでの中で彼女だけ白く輝いている感じ!
そんな彼女がある行動をすることで
「空想世界」シーンで戦うことになります。
戦う女性を扱った映画は多いけどたいていセクシー系ですが
この映画では「かわいい」まま戦います!
まさか洋画で 金髪ツインテールセーラー服女子が刀や拳銃ぶっ放したり
ウサギ柄の無骨2速歩行ロボで戦う
アクション映画みれるとは思いませんでした。

しかも戦う相手は「鎧武者」に「ナチス」 そして「ドラゴン!」
「なんで」 とか「どうして」とかそんなの関係ない心の戦いだからできたんだろうねといってみますが
正直これ監督のやりたいシチエーションを撮りたかっただけなかんじです(笑
でもこの世界感がいいんです。
つぎはどんなシチエーションなんだろうってわくわくします
ただ ちょっとそういった戦闘シーンのおどろきになれちゃって 
中盤以降は ちょっと退屈しちゃたのも事実。
「マトリックス」系のアクションはあまり長いとあきちゃうんだよね
あと映画の構成上 複数のミュージッククリップの映像を
物語として紡いでみているようなそんな映画で
その発想力 センスをみるような感じの映画です。


それでも オチはきれいにまとまった感じで
いままでの展開もすっきりするかんじなので
ただの雰囲気だけの映画ではない魅力もあります。
予告編で「ピーン!」ときた方 
そのまま映画館にいってもたぶん大丈夫!だと思いますよ!
わたしは満足できたので 85点!
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