PSP「フォトカノ」感想 やわらかに再現された被写体女子たちは魅力的だけどの恋のセッションはテンポが悪く「にいやん」たちの一途な想いが試される。

フォトカノ 特典 初回特典:「ねんどろいどぷち 果音」&大谷桃子お風呂ポスター付き
フォトカノ


PSP「フォトカノ」感想です。
「トゥルー・ラブストーリー」、「キミキス」、の
杉山イチロウさんプロデュースのレンアイアドベンチャー。

★生き生きと「動く」やわらかに再現された被写体女子たち

このゲームはヒロインたちとのレンアイ模様以外に
PSPをカメラに見立ててヒロインたちの写真撮影コミュが出来るのが特徴

なのにヒロインたちが2Dの静止画ではなく3Dで動きます。
3Dだけどイラストのやわらかさを残しながら
細やかに表情を変えながらリアクションする女の子たちはとてもかわいい。

登場する女の子たちも
優等生女子にまじめ先輩
元気幼馴染、ほんわかグラマー、寡黙カメ娘に
新体操ツインテールと
定番はばっちり抑えてある感じ。

見た目だけでなく
例えば優等生女子「新見」さんとか
声かけると「え?」っていいながらこっち向く姿が
ちやほやなれてるかんじがすごく出てて
あーあるある!
そういうのが女子のなかで嫌われて孤立する原因になるんだよねー(個人意見)
っていうやけにリアルなかんじや

妹のような「にいやん、そんなのやらいでか!」
「花音の「か」はかわいいの「か」!」みたいな
2Dならではの愛らしさで(リアルにいたらひっぱたいてるけどな)
とうまく使い分けていて、芸が細かいたしかな仕事してます。


★うりのフォトセッションモードは…

このゲームの売りのフォトセッションモード(ヒロイン写真撮影)は
①イベント中に制限時間内に撮影
②女の子とじっくり撮影できるフォトセッション
の2つがあります。

①は静止画をどう切り取るかっていう感じで
普通のアドベンチャーゲームで言ったらイベント一枚絵みたいな感じの使い方。
ときおりヒロイン自体が「テニスラリー」や「遅刻しそうになって走ってるシーン」
みたいに動いてるシーンを撮影できたりできるのがいいです!

で売りである②フォトセッションモードは
ヒロインにポーズ指示してある程度自由に撮影できます。
目線をこっちにむける合図おくれたり地味なところの芸が細かいです。

でもせっかく「セッション」ってなってるけどコミュとってるかんじは少ないかな。
感情ゲージとかあるので撮影中にも
「いいねえ、はいはい…その笑顔もらったよ!」的なやり取りとか出来てその気にさせられたりすると良かったんだけどなあ。

で撮った写真はその内容によって「ビューティフル」「エロティック」に別れて評価されるんですがこれがすごくあいまい。

普通にヒロインとっただけなのに「エロチック」評価だったり
逆におしり中心の構図なのに「ビューティフル」だったり…。

どうすればいい写真が撮れるのかよくわからないかんじがもやもやします。
まあ、撮った写真自体あまりゲームに意味があるわけではないんですけどね。
(逆にそれがこのゲームのうりでいいのかよくわかんないけど)

と撮影自体はちょっと中途半端な気がしました。

だけど仲良くなってくるとあんなにひとみしりなあの子が
教室の真ん中でそんな格好を!という背徳感はあったのはよかった!

逆にさっきまであんなポーズしてたのに
急に恥ずかしがってもなんだかなあといったかんじもしますが
これがファンタジーでいいのかもしれません。


★「にいやん」たちの一途な想いが試されるテンポの悪さ

女の子たちtとちやほやされながら恋のセッションにいそしみたいんですが
実はゲームのテンポはあまりよくない。

その大きな原因はロード。
ロード時間はインストールすれば
我慢できるぎりぎりの長さなんだけどそのロード自体が多い。

何をするにも一歩待たされるかんじが強くて
もともと繰り返し作業が多くみてることが多いゲームなので
ここはさくさくしてほしかったなあ。

そして写真の保存の長さも気になる。
撮影はこのゲームのうりだしたくさんとりたいんだけど
保存するたびに10秒ぐらい待たされるので
もっと構図にこだわっていいスコアの写真取ろうかなっていう気にならないんだよね。

あとこの手のゲームは繰り返しプレイ前提なのに
一度見たイベントをスキップできなかったり
繰り返し遊ぶ前提のゲームなのに手が行き届いてない感じ。


★まとめ

PSPでここまで魅せるってかんじのキャラモデルのこだわりはいいかんじ。
でも、そのこだわりをゲームの快適さにもむけてほしかったです。
肝心の女子に会うのがランダムでどの場所選んでもいいやって思っちゃうんだよね。
女の子を指名できる「うさパワー」があるけど
義務のように妹の部屋に
訪問する「にいやん」は切ないし作業感がすごい。

100点満点で60点。

テンポの悪さがよくなればなあ。

コメント

  1. 匿名 より:

    今更ですが一応
    杉山イチロウさんはアマガミには関わっていないはずですよ

  2. グッチ店舗 より:

    そういう方々は、子供の頃から作業が身近にあり、自然に技術が身についていたという人も多い。でも中臣さんの場合、大学卒業後に自ら竹工芸の世界に飛び込んでいる。

  3. 「太さ」「長さ」「重さ」「重心」の4種類のタイプに分けられています

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