PSP ヴィーナス＆ブレイブス体験版感想　一人はみんなのために、みんなは一人のために戦うRPG

ヴィーナス&ブレイブス ~魔女と女神と滅びの予言~
PSP ヴィーナス＆ブレイブス ～魔女と女神と滅びの予言～　体験版感想です。
「ヴィーナス＆ブレイブス」はPS2で2003年に発売されたバンダイナムコさんのRPG
でその移植追加作品です。
元になったシステムはPS2「7 ～モールモースの騎兵隊～」で
そのシステムを継承した２作目でもあります。
私はどちらも遊んだことないので今回がこのシステム初体験！
独特のグラフィックでわかるとおり　世界観はしっかり！
ここまでキチンと世界　作れているゲームもすくないので好印象
で、やった感想はアドベンチャーに戦闘がついてる感じかな。
このゲームにはキャラクターを操作してマップを探索するという要素はなく
基本はアドベンチャーゲームのような移動で　戦闘し　キャラを育成していく感じ
その戦闘　ローテンションバトルが独特でユニーク
ローテンションバトルとは
全17種類の職種を持つキャラクターたちを
縦３横４の枠内に最大７人配置し　必要にあわせて前後を入れ替える　
ターン制の戦闘です。

これだけ聞くと　「え、これだけでゲームになるの？」
って感じですが　なるんです！
前列　中列　後列　とそれぞれの列ごとにできるスキルが職種ごとに違うというのがみそ
攻撃力が高いが自分で回復できない戦士,
自分がいる横列の皆様を回復させる神官,
体力は低いが自分の前の人を勇ましく守ってくれる騎士等　
職種の能力を出し切るために　キャラクターを選び隊列を考えるのが楽しいそんなゲーム
まるで監督さんになったよう。
一人はみんなのために、みんなは一人のために戦い続けるのです。
もちろん敵のモンスターの皆様もしっかりとした特徴があって
体力を低いひとを狙う、
自分で回復できないひとを狙う
列全体を攻撃する等
すべて理詰めで考えて　運では勝てない　けど　パズルすぎもしない
いいおとしどころを目指していますね！
さらにこのゲーム　
「モンスターにとどめをさしたひとだけレベルが上がる」ので
自分おきにいりの人をレベル上げるためには　
その隊列が向いてなくても戦いに挑む必要があるのが熱いね
でも大切に育てても　彼らはいずれ老いて　この世を去ってしまうのです。
なので　キャラごとに能力の全盛期にあわせて　自分のパーティを組みなおしていくのが涙
このせつなさ感は「俺の屍を越えてゆけ」に通じるものがありますね。
これ、対戦ゲームしたらすごく面白そうなんだけどなあと思ったらＰＳ2版には
あったんですね。ＰＳＰ版にはあるのかな？

1時間遊んでも一向に終わる気配のないほどのボリュームに
本編終了後の「ブレイブス・レジェンドモード」も遊べる　この体験版
気になったひとはぜひダウンロードしてみてくださいね！
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7<セブン>～モールモースの騎兵隊～