PS3/PS4「チャイルド オブ ライト」感想です
★チャイルドオブライトとは?
チャイルドオブライトはUBIソフト開発の横スクロールのRPG
不思議な国レムリアを闇の女王から救うため
ホタルの「イグニキュラス」とともに冒険に探検するプリンセス「オーロラ」の物語です
JRPGに影響を受けたというそのグラフィックとシステムに注目のゲームです!
★JRPGでおなじみなシステムに+アルファがキラリ!
戦闘システムはFFのアクティブタイムバトル系
最大2人のパーティで仲間を入れ替えながら戦います
特徴はコマンドを入力したあとに実行するまでの「キャスト時間」があることと
ターン経過中に「イグニキュラス」を操作して体力や魔力回復、敵の足止め等ができることの2点
キャスト時間中に攻撃されると入力したコマンドがキャンセルされるので
プレイヤーはキャストの時間に妨害されないように敵のタイムラインを足止めし
逆に敵のコマンドが実行される前に攻撃をしキャンセルできるかがこのシステムの面白さです!
このへんはこの動画をみてもらうとわかりやすいです↓
ちなみに「イグニキュラス」は火の玉みたいなやつです
この「イグニキュラス」の存在が戦闘にいいスパイスになってます
あ!次の攻撃うけると死!
だけどコマンドが間に合わない!ってときには
キャラに「イグニキュラス」重ねて体力を回復させたり
このままだと敵にコマンドが妨害される!
なら「イグニキュラス」で足止めして逆に敵のコマンドをつぶす!
みたいなタイムラインの枠外でいろいろユーザが考え行動できることが結構斬新
コマンドバトルだと大体「みてるだけ」の時間ができてしまうけど
そこに注目したこの設計
ただ、コマンド中にも操作できてしまうので
ちょっと忙しくなることはあるけど
雑魚戦ではより早く戦闘を終わらすためにシステムを最大限生かし
ボス戦ではひりつくような緊張感!な設計されているのでそんなに心配しないで大丈夫ですよ
★要素を簡略化して深みをだしたゲーム設計
このゲームいろんな要素が簡略化されてシステムになってます
戦闘システムはシンプルなアクティブバトル+α
フィールドは空を飛べるというコンセプトと「イグニキュラス」を使ったギミックで遊ばせ
RPGのきもである成長要素は
キャラごとにあえて習得できるスキル(コマンド)を数を絞り キャラの役割を明確化
アイテム合成の遊びである「オキュライ」も
シンプルかつだれもが理解しやすいレシピで複雑さをなくしています
これがRPGだよねっていう要素は削らずに その中身を極限まで絞ったことで
いろんな部分に対してチューニングができてる印象
それがプレイしててストレスなく一定の緊張感をたもったまま
遊べるバランスになっています
★絵本の世界で絵本の住人とじゃれあう世界感
まさしく絵本の世界をそのまま冒険してるかのような世界感
序盤のlimboを彷彿とさせるさびしい死後の世界のイメージから
そらを飛ぶことで気がつく世界の広さと美しさ
そこに住んでいる不思議な世界とその住人
仲間たちにもドラマがあるのがいい!
一人ひとりが悩みを抱えていて一緒に冒険することで
主人公の不安な気持ちに寄り添って冒険してくれてるかんじがよい!
ファンタジーの世界を冒険しながら
ところどころ見える現実の世界と交錯していく展開も素敵です
ラストに投げかけられるひとつの言葉がこのゲームの全てだとおもいました
また、収集要素である「私記」を見てこの世界の謎の断片を想像しながら
クリア後の余韻にひたれるのも個人的にだいすきです!
★きになること
- キャラ入れ替えが戦闘中にしかできないこと
ボス前だからスタメンかえようかなとおもっても
かえられないんだよね。出来ればフィールドでパーティ編成したかったなあ
- ナレーションが微妙
このゲームナレーションのみボイスつきなんだけど
なんていったらいいのかな やたら早口で
きっと演出にあわせてじゃべってんだろうけどなんかせわしないかんじ
声のトーンもこの世界感にあっていないようなきがする
★まとめ
コンパクトながら世界感 グラフィック システム 音楽 すべてが魅力的
素朴なキャラクターデザインがやってるうちにとっても愛らしくなります
ボリュームもこの価格のRPGとしては十分満足
100点満点で90点
あとフルボイスだったらもっと感情移入できたらろうなあ
このゲーム気になったら以下の2作品もおすすめ。レビューも書いてます↓
→風ノ旅ビト
→Limbo
→rain
コメント
XBOX360でも配信されてるんですけど無視ですか?
私が遊んだのは初回限定パッケージ版でPS3 PS4どっちでも遊べるんですよ~
360 one wiiU PCでのマルチ展開は知ってるんですけど 遊んでないばーじょんのレビューはかけないのです。