[読書感想]愚行録 /貫井徳郎   60点 

愚行録 (創元推理文庫)
愚行録 (創元推理文庫)

慟哭で有名な貫井徳郎さんの第135回直木賞候補作です。
幸せを絵に描いたような家族に降りかかった一家惨殺事件。
友人らが語る事件へのインタビューで明らかになる「事件」と「被害者」
彼らは一体なぜ殺されたのか?
帯に書いてあるとおり「本当に愚かなのは、誰?」です。
全編インタビュー形式でだんだんと被害者と事件が明らかになっていきます。
事件を語る人たちの会話が最初は被害者の話を重苦しく語るんだけど
だんだん自分の話になって 饒舌になっていく感じがもう。 
話しているうちにハイになっていく感じがなんだかリアルです。
でも人間の心ってこんなかんじで残酷だよなあとおもったりして
貫井さんすごく観察してるなあ。
私ははおしゃべりなんできっと最初のおばさんみたいなインタビューの
受け答えするんだろうなあって思いながら読んでました。
幸せな人は読むとその幸せを疑っちゃいますよ。
心が元気なときに読んでください。

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